J2北海道コンサドーレ札幌FW白井陽斗(26)が、右サイドからブレイクを狙う。熊本・大津町でキャンプ中の札幌は4日、オ…
J2北海道コンサドーレ札幌FW白井陽斗(26)が、右サイドからブレイクを狙う。熊本・大津町でキャンプ中の札幌は4日、オフ明けの練習を再開。フルメニューを消化した白井は、1次沖縄キャンプから右サイドハーフの位置に入り続けている。「チームが目指す目的にはフィットしてると思うので。右で挑戦できるならしてみようという、チャレンジャーの気持ちでいる」。本職とは異なる場も、定位置確保へ決意を持って取り組んでいる。
28試合に出場した昨季も右サイドでの起用は多かった。今季は3バックから4バックへシステムが変わったが、白井にとっては追い風になる。「去年は(DFが)3枚で、相手に持たれたら5枚になってと上下の動きが激しかった。今回は1個前の位置になって、ビルドアップ時はずっと外に張っていいと言われているので。前のスペースを使った時には負ける気はしないから。自分の持ち味が出せると思うし、やりやすさは感じている」。動き出しから相手の裏を突き、好機を演出するという強みを出せる環境が整った。
2024年7月の札幌加入前、J3琉球で18試合で10得点を挙げた際の心境がよみがえっている。今季から指揮を執る川井健太監督(44)に対し「監督はサッカーのことをサッカーで話すんじゃなくて、強度だけだったらラグビーをすればいいとか、違うことで例えるしゃべり方が多い。自分はそっちの方が分かりやすく、納得しやすい」と印象を口にする。その教え方が当時の金鍾成監督と重なる。「伝え方があの時の監督に似てるので。いいイメージはつきますね、自分の中で」。心身とも好状態の中で開幕・いわき戦(8日、ハワスタ)に向かう態勢はできている。
右での成功へ、最もこだわるのは当然、数字になる。昨季は得点が3でアシストは2。「スペースが生まれやすいし、ビルドアップもうまい選手がたくさんいるので、確実に自分のところにボールが来るかなと。ただ来ても結果が出せなきゃ意味がない。アシストだったり得点だったりで見せていきたい」。志高く、プロ9年目のシーズンに臨む。(砂田 秀人)