J2藤枝MYFCは4日、静岡・焼津市内で、8日のJ2・J3百年構想リーグ初戦・ホーム岐阜戦に向けた調整を行った。地元・…

 J2藤枝MYFCは4日、静岡・焼津市内で、8日のJ2・J3百年構想リーグ初戦・ホーム岐阜戦に向けた調整を行った。地元・静岡学園高出身のMF浅倉廉(24)は、今季1号で開幕戦勝利を呼び込むと意気込んだ。

 昇降格がない特別大会ではあるが、今季就任した元日本代表DFの槙野智章監督(38)の存在もあり、クラブは注目を集める。浅倉は「チームとして圧倒して、藤枝って強いと思わせたい」と力を込めた。知名度アップも意識。「個人的にはゴールを決めて勝利に導きたい。1点じゃなく、2点3点、アシストも狙っています。全部やりたい」と結果を強調した。

 指揮官は「Mirageo(ミラージオ)」を掲げる。Mirage(迷彩)+Neo(新時代)+Go(行く)の造語で、「どこから攻めてくるか分からない、幻のような攻撃」をチームに落とし込む。浅倉は「相手もどう捕まえればいいか分からない。スルーパスもあるので、相手を惑わせるサッカーができる」と自信をのぞかせる。

 拓大から藤枝に加入して3年目。これまでの2年間は開幕スタメンとしてチームの軸を担い、リーグ優秀選手賞にも選出された。今季は槙野監督のサッカーに合わせ、プレーの質が変わってきたという。「自分が受ける位置だけでなく、味方がどこにいるかも考える。連係を意識すると、次のプレーまで想像しながら動く必要がある。難しいけど伸びしろと捉えている。成長も感じられて、楽しめている」と笑顔を見せた。「連係や挑戦が好き。これまで見えてこなかった視点が見えてきた」と充実の表情。“新しい藤枝”を体現する存在として、開幕戦のピッチに立つ。(伊藤 明日香)