大相撲の横綱豊昇龍(26=立浪)が、春場所(3月8日初日、エディオンアリーナ大阪)で7場所ぶり、横綱として初優勝に向けて…

大相撲の横綱豊昇龍(26=立浪)が、春場所(3月8日初日、エディオンアリーナ大阪)で7場所ぶり、横綱として初優勝に向けて、気力の充実ぶりを漂わせた。4日、東京・両国国技館の相撲診療所で行われた初場所後恒例の健康診断に参加。体重は初場所の150キロよりも2キロ減の148キロだったことと、すでに今月2日から四股などの基礎運動で稽古を再開していることを明かした。さらに、初場所で悩まされた左膝痛も「良くなってるよ」と、体の状態は上向きであることをアピールした。

前日3日は、午前中から千葉・成田山新勝寺などでの節分会に招かれ、豆をまいて参拝客やファンの多幸を願いつつ、看板力士として大相撲のPR活動に専念した。この日も健康診断があるため、正常な数値を検出するために事前に稽古することは禁じられていたが、稽古の虫は早くも稽古したい欲求にかられている様子。多くの関取衆は、相撲を取る稽古の再開が、今月24日の番付発表後、大阪入り後を予定しているが、豊昇龍は「こっち(東京)にいる間にやるかも」と、やる気満々の表情で話した。

春場所で横綱昇進がかかる大関安青錦には、優勝決定戦を含め、これまで5戦全敗と極端に合口が悪い。史上最速に並ぶ大関2場所通過をさせたくない思い、純粋に安青錦に雪辱したい思い、何よりも1年以上遠ざかっている優勝したい思い-。そんな強い思いが重なり、居ても立ってもいられないように、本格的な稽古再開の前倒しを見据えていた。