日本ハム新庄剛志監督(54)が4日、5年ぶりに古巣に復帰した西川遥輝外野手(33)の打撃フォーム改良に踏み切った理由を説…
日本ハム新庄剛志監督(54)が4日、5年ぶりに古巣に復帰した西川遥輝外野手(33)の打撃フォーム改良に踏み切った理由を説明した。
西川は屋外でのフリー打撃で、前日とは異なるフォームで打撃練習に挑んでいた。前日に続き、新庄監督(54)が西川に声をかけながらフリー打撃を実施。これまで西川は指の力を頼ってバットを握り、ヘッドを反対に立てて腰を落としていたが、この日、ヘッドは左打者の頭に近づき、下半身はやや両脚を曲げる程度にとどめた。左脇を閉じて指でバットを握っていたのが、今は左脇を開けてバットを手のひらで握るようなフォームになった。
指揮官はまず「何年も活躍してきて、ここ何年か、良くない。じゃあ、その打ち方じゃダメだと」。その上で、この日、アドバイスを送り「グリップが違う。フックグリップにさせたから。こういう(左手の人さし指を開く)打ち方だったから」。スタンスも狭くするよう勧めた。すると快音が増え、柵越えも。新庄監督は「左足のふくらはぎでぎゅって押してもらえるような長距離バッターの打ち方ですよね。(今までは)点で打ってしまうようなイメージだったんですよ。スタンスをものすごく狭くして。手は器用な選手なんで、回転で(打つ)。今までの西川君のボールを捉える手の器用さで」と、西川の良さを生かしつつ修正を加えた。
いきなり改善がみられ「いい打球でしたよ。え、この打球打てんの。と思った。今日ちょっと逆風というか、そんな飛ばない風だったんですけど。本人が一番思ってると思う。回転で芯に当てて、野手のいないところに飛ぶっていう感覚がつかめたら大変身」。これを続けられるかは本人次第。「今年大事な年だと思っているんで。3試合ぐらいでちょっと結果が出なくなったら戻してしまいますよね。そうじゃなくて続けられるか」と期待した。
自分のものにするには継続した練習が不可欠だ。指揮官は「試合で意識しすぎたら詰まってしまう。練習でしっかり、フラフラになるぐらいまで筋肉と脳にたたき込む。試合になったら、ボールに集中して打ちに行ったらそのフォームができている」。16年目のベテランの再起へ、新庄監督も本気で向き合っている。【永野高輔】