バトンは「ホンダとのパートナーシップは、私にとって非常に大きな魅力」と語った(C)Getty Images アストンマー…

バトンは「ホンダとのパートナーシップは、私にとって非常に大きな魅力」と語った(C)Getty Images

 アストンマーティンF1は現地時間2月2日、公式サイト上で、元世界王者のジェンソン・バトンのチーム・アンバサダー就任を発表した。

 同サイトによると、チーム・アンバサダーという役割について、「世界各地のイベント、パートナープログラム、メディア対応を通じてアストンマーティンを代表し、その洞察、信頼性、そしてモータースポーツへの情熱を、拡大を続ける国際的なファン層に届けていく」としている。

【動画】塗装されず、カーボンむき出し!ニューウェイらしさも垣間見えるアストマーティンのマシンがお披露目

 2003年にウイリアムズからF1デビューを果たしたバトンは、キャリア通算15勝を記録。09年にはブラウンGPチームに在籍しワールドチャンピオンにも輝いた実績を持つ。また、今季よりアストンマーティンにパワーユニットを供給するホンダと活動した経験も豊富だ。デビューから間もなくBARホンダの一員となり、07・08年ではホンダF1のレギュラードライバーも務めた。さらにキャリア晩年の15年からは“復活”したマクラーレンホンダで2シーズンを戦っている。

 アストンマーティンF1の公式サイトでは、チーム加入が決定したバトンのコメントも掲載。「チーム、そしてF1の歴史においても大きな変革期にあるこのタイミングで、アストンマーティンに加わることができ、とてもワクワクしている」と語っている他、「ホンダとの新たなワークス・パートナーシップは、私にとって非常に大きな魅力だった。彼らとともに積み重ねてきた長年の経験を、このアンバサダーという新たな役割で生かしていきたい」とバトンは意欲を示している。

 元世界王者の“現場復帰”はオフシーズンのF1界における大きな話題として報じられている。英メディア『RacingNews365』では、「この発表により、バトンはかつてのマクラーレン時代のチームメイトであるフェルナンド・アロンソと再び同じ陣営に加わることになる」と期待を寄せており、バトンとアロンソがホンダと組んだ過去の実績にも言及。「両者は15年から16年にかけて、結果に恵まれなかったマクラーレン・ホンダ・プロジェクトをともに率いた。その後、バトンはフルタイム参戦から引退したが、17年のモナコGPでは、インディ500に出場していたアロンソの代役として一戦限りの復帰を果たしている」などと振り返った。

 新シーズンでの飛躍を見据える、アストンマーチンのさまざまな魅力を伝える側に立つこととなったバトン。かつての盟友であるアロンソやホンダとの関係は、今季の見どころの1つと言えるだろう。そしてもちろん、豊富な経験や知名度は、間違いなくチーム運営の力強い後押しとなるはずだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

【関連記事】ホンダ製PUを積むアストンマーティン新車「AMR26」をアロンソが走行、今後の課題は?

【関連記事】難題噴出は不可避? F1公式テスト欠席が目立ったアストンマーティンが抱える“恐れ” 名手アロンソが罵詈雑言を浴びせた過去も

【関連記事】ガスリーが打ち明ける、レッドブルでの“奇妙な関係性” セカンドドライバー時の心境を吐露「正直、悲しかった」