◇米国男子◇WMフェニックスオープン 事前(3日)◇TPCスコッツデール スタジアムコース(アリゾナ州)◇7261yd…
◇米国男子◇WMフェニックスオープン 事前(3日)◇TPCスコッツデール スタジアムコース(アリゾナ州)◇7261yd(パー71)
ゲートをくぐると、テレビで見ていた世界が広がっていた。パー3を丸ごと観覧席が取り囲む16番の名物スタジアムホールは、練習日から多くのギャラリーがお目当てとして足を運ぶ。ルーキーの平田憲聖は「ちょっと緊張しました」と笑いながら“勝負強さ”を発揮した。8番アイアンでピン上1.5mに絡めるバーディを決めて大歓声を浴びた。
16番に限らず、各ホールのスタンドやパビリオンは年々増設。スケールの大きなPGAツアーでも屈指の集客力を誇り、メジャーさながらの盛り上がりを演出する。「ここまで3試合に出ましたけど、この規模感の試合はなかった。メジャーみたいなすごい雰囲気」。自然と声も弾む。
下部コーンフェリーツアーから昇格して4試合目。過去に出場経験のあった開幕戦「ソニーオープン」を24位とまずまずの結果で終えたが、2戦目の「ザ・アメリカンエキスプレス」は予選落ち。前週「ファーマーズインシュランスオープン」も週末に順位を落として74位だった。
「コースによって求められるものが違う。すごく飛んだりとか、(自分には)何かすごい武器がないので、全体的にうまくゴルフをしないと、なかなか上位には行けない」。オールラウンダーとしての力を発揮する上で、初めてのコースを回りながら、スキルアップと並行して自らの状態を上げていく難しさを実感している。「日本ツアー1年目みたいな大変さというか、調べることも多いですし、知らないことばっかり。経験値がないので、ミスをしたら、そのまま自分に来てしまう。毎週のことなので、あんまり考えすぎないようにはしています」
例年伸ばし合いが展開されるコースで、優勝スコアは通算20アンダー前後となることが多い。「そんなに距離もない方だと思いますし、その(優勝)スコアは当然のように行くかなと。それにちゃんとついていけるように、フェアウェイから打つことはマストで4日間戦えたら」とステディなプレーで食らいつく。(アリゾナ州スコッツデール/亀山泰宏)