ヤクルト奥川恭伸投手(24)が3日、熱投で開幕ローテーション入りへアピールした。沖縄・浦添キャンプ2度目のブルペン投球。…
ヤクルト奥川恭伸投手(24)が3日、熱投で開幕ローテーション入りへアピールした。沖縄・浦添キャンプ2度目のブルペン投球。プロ入り後初めて春季キャンプで100球超えとなる、112球を変化球もまじえながら投じた。
「キャンプで例年よりも球数を投げようと思っていた。準備として、1月の段階で球数を増やしていた」
これまでの経験を生かしている。1月19日には2軍の戸田球場ですべて直球の102球。シーズン開幕後のしんどさ軽減へ、今年は例年よりも早い段階から投げ込んでいる。「実際に試合では傾斜でしか投げない。いろんな人のアドバイスというか『ピッチャーは傾斜で投げてこそ』みたいな話を聞いて、傾斜に入る回数を増やそうと思った」と球数も回数も増やす。
24年までは故障離脱もあり、投げられない期間も長かった右腕。投球を見た池山監督は「長いシーズンなので体ができつつ状態がいいなら心配ない。そこまで投げられるよというアピールであれば大いに買いましょう」と笑顔だ。今キャンプはクールごとに球数の最大を決めているが、奥川の熱意を歓迎。昨季は18試合4勝8敗の防御率4・32で、「成績を逆にしてもらえればチームとしても大いにうれしい」と期待した。
開幕ローテ入りが目標。「争いはすごい。目指さないといけない」。現状は「体はいい状態」としつつ、投球は「まだまだ」と分析。阪神の御子柴スコアラーも「先発候補はたくさんいる」と語る状況。投げ込んで激しいチーム内の競争を制する。【塚本光】