「阪神2軍春季キャンプ」(3日、具志川) 阪神担当記者が1人の選手の一日を密着マークする「密着25時」。今キャンプ初回…

 「阪神2軍春季キャンプ」(3日、具志川)

 阪神担当記者が1人の選手の一日を密着マークする「密着25時」。今キャンプ初回は、具志川組で汗を流す木浪聖也内野手(31)が登場する。プロ入り後、圧倒的練習量を誇ってきた中、ここ数年で考えに変化が生まれてきた。シーズンへ向けて、この時期だからこそ大事にしていることを明かしてくれた。

 球場に姿を現すのが朝8時半。ただ、木浪はその前から始動している。5時半には起床し練習。お風呂にゆっくりつかってからストレッチ。それからバスに乗り込むのがルーティンだ。

 移動を挟むため、球場に着いてからも入念にストレッチ。全体アップ前から黙々とバットを振る。練習後、宿舎に帰ってからもその日の課題と向き合い、ケアも怠らない。家族と電話し、ベッドに入り一日が終わる。

 休日も練習は欠かさないなど、とにかくストイックな男。「やらないと気が済まないのが正直なところ。自己満足になるんですけど、これだけやったって自信をつけるのが、自分のスタイルなので」。アマチュアからプロに入っても、練習を積むのが木浪だ。

 それでもここ数年は考えに変化が生まれたそう。「今まではとにかく数をやっていて、練習をこなしていた。『やりすぎはよくない』って言葉も気にしてこなかったけど、休むことも必要だなと」。抑えるところは抑える。手には真っ黒の血まめが目立つが、本人なりには変わってきている。

 キャンプで大事していることは守備。「守りからリズムを作るのが自分。やりたいことも決められるので」。この日もメイン、サブ、室内と3カ所で守備練習。それぞれ異なる特徴のグラウンドでボールを受けるのも、この時期ならではで、大事な練習だ。

 若手が多い具志川でも、よく声が響く。自然と目を引く存在だ。「(声を出すのは)当たり前ですね。出してる感覚もないですよ」と意識はしていない。

 今キャンプは藤川監督からの言葉も借り「自分を俯瞰(ふかん)する」ことがテーマ。「守備やって、打って。実戦でどういくかが大事なので積み重ねていきたいです」。どこでスタートだろうと関係ない。遊撃のポジションをそう簡単に明け渡すつもりは全くない。

【タイムスケジュール】

5時30分 起床。

6時30分 入浴。

7時 ストレッチ。

7時20分 朝食。

8時 宿舎出発。

8時30分 球場到着。

8時40分 ストレッチ開始。

9時7分 室内で打撃とバント練習。

9時58分 全体アップ開始。

10時35分 ベースランニング。

11時 キャッチボール。

11時16分 ケースノック。

11時42分 部門別ノック。

12時9分 ランチ特打。

12時50分 昼食。

13時30分 走塁練習。

14時 サブグラウンドで特守

14時50分 ファンに20分間のサイン対応。

15時20分 室内で守備練習。

16時10分 球場出発。

16時40分 宿舎到着。入浴後にストレッチ、治療。

19時 夕食。

20時 家族との電話。

22時 就寝