「阪神春季キャンプ」(3日、宜野座) 真剣な表情でブルペン投球を終えた阪神の育成左腕・伊藤稜投手(26)に声がかかった…

 「阪神春季キャンプ」(3日、宜野座)

 真剣な表情でブルペン投球を終えた阪神の育成左腕・伊藤稜投手(26)に声がかかった。「いいよ!良かったよ」。声の主は、後方から見守っていた藤川監督。高評価とともに、助言も受けた。

 「『ピッチングを楽しめよ』と、そういう感じの会話をしました」

 直球を主体に51球を投じた左腕に、指揮官は時折うなずきながら視線を送った。今季で育成5年目とあって、初の宜野座キャンプでアピールしたい思いは強い。その中で、送られた言葉を真摯(しんし)に受け止めた。

 「きょう言われたように、ブルペンを楽しみながら。もっと自分を出せるようにピッチングしていこうかなと思います」。1軍クラスの雰囲気を体感しながら首脳陣の目の前で投球できる貴重な環境。緊張感も楽しみ、成長につなげていく。