「阪神春季キャンプ」(3日、宜野座) 先発陣に新たに加わる新外国人コンビ、カーソン・ラグズデール投手(27)=前ブレー…

 「阪神春季キャンプ」(3日、宜野座)

 先発陣に新たに加わる新外国人コンビ、カーソン・ラグズデール投手(27)=前ブレーブス=とイーストン・ルーカス投手(29)=前ブルージェイズ=が3日、そろって来日初のブルペン入り。デイリースポーツ評論家の中田良弘氏(66)が2投手の投球を解説した。

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 新助っ人の初ブルペンを見たが、2人ともこの時期からガンガン飛ばしていて驚かされた。

 まずは右のラグズデール。球が速く、スライダー系の変化球も面白い。キャンプ序盤では、昨年のデュプランティエよりはるかに良かった。新外国人投手はスロースターターが多い中、最初からここまで状態のいい投手は自分が取材してきた中でトップクラス。オフにしっかり準備してきたんだろうと思わせる投球だった。

 203センチの身長を生かした角度も大きな武器になる。あとはクイックがどうか、実戦形式での調整もポイントだろう。長身の外国人投手となると、相手チームはランナーを走らせて揺さぶってくる。そこで調子を崩す投手も多いため、器用さが求められる。

 ルーカスもいい球を投げていた。変化球で打ち取るのもうまそう。四球で簡単に崩れないような安定感がある。左では巨人に去年までいたグリフィンのようなタイプだ。ハイレベルな助っ人が左右同時に加わるのは大きなメリット。敵に勝つ前にチーム内競争を制さなければチャンスがない。これが今の阪神の強さだ。