ヴィッセル神戸アカデミー出身のMF山内翔(24)とMF浜崎健斗(18)が、開幕戦からピッチに立つ可能性が浮上した。明治安…

ヴィッセル神戸アカデミー出身のMF山内翔(24)とMF浜崎健斗(18)が、開幕戦からピッチに立つ可能性が浮上した。

明治安田百年構想リーグの開幕戦となる6日京都サンガF.C.戦(サンガS)を3日後に控えた3日、チームは神戸市内のいぶきの森球技場で公開練習。11対11の実戦形式では山内と浜崎が主力組とみられるチームに途中から加わり、軽快なプレーでミヒャエル・スキッベ監督(60)にアピールした。

MF扇原貴宏(34)に代わって中盤に入った山内は、ボールを引き出しては左右へ展開し、自ら持ち上がる動きも見せるなど積極的に関わった。昨季まではウイングなど攻撃的な位置で起用されて幅を広げたが、今季は本職であるピッチ中央のポジションで勝負。筑波大時代には大学NO・1ボランチと呼ばれた男は「見慣れた景色でプレーできる位置でもあるし、自分の良さを出せるのはやっぱり真ん中だなと感じている」と、充実感を持ってプレシーズンを過ごしている。

プロ3年目の開幕を前に「今年こそシーズンを通してしっかりプレーしたい」と意気込む24歳は「“6番のポジション(アンカー)”であれば、タカくん(扇原貴宏)ともクワくん(鍬先祐弥)とも違う自分の良さを出せると思っている」と定位置獲得への意欲を見せた。

高3の昨季にトップチーム登録され、J1デビューも果たした浜崎は、MF郷家友太(26)と代わって右インサイドハーフでプレー。持ち前の巧みな左足のタッチを生かしたドリブルと相手の隙を突く動きを繰り返した。「間で受けてテンポを出したり、スルーパス、ボールをできるだけ触って時間をつくるところを求められていると思う」という言葉通りの仕事ぶり。スキッベ監督から「シュートから逆算してプレーできている選手」と評価される18歳は「今年は“結果”を目標にしているので、できるだけ点を取れるようにしていきたい」と力強く語った。

ベテランの実力者が高い強度を発揮し続ける神戸だが、そこに頼り続けるわけにはいかず、中堅や若手の突き上げは欠かせない。まずは開幕戦出場を期待させたこの2人が、スキッベ神戸を活性化させていくことになりそうだ。【永田淳】