<プロボクシング:パイオニア・オブ・ファイト11&大和魂20>◇3日◇東京・後楽園ホール昨年8月のリング事故で亡くなった…

<プロボクシング:パイオニア・オブ・ファイト11&大和魂20>◇3日◇東京・後楽園ホール

昨年8月のリング事故で亡くなった元東洋太平洋スーパーフェザー級ランカーの神足茂利さんの追悼引退式が行われた。メインイベントの前に所属ジムの村野健会長をはじめ、神足さんの兄昌冶さん(松田ジムトレーナー)、元WBC、IBF世界バンタム級統一王者中谷潤人(28=M・T)ら一緒に練習で汗を流したジムメートがリングに立ち、追悼10カウントゴングが鳴らされた。

兄昌治さんは「シゲ(神足さん)が何より愛したボクシングを広め、ボクシングは素晴らしいと伝えていきたい。シゲは地元名古屋でボクシングジムをすることが夢でした。シゲの生きてきたあかしを残すために、僕はジムオープンの夢をかなえたいと思っています。シゲの姿と形はここにありませんが、弟の魂はみなさんの心の中にあると思っています」などと涙ながらにあいさつ。神足さんの経歴を説明し、故人をしのびながら村野会長は「当ジムの選手たちを少しでも事故から守りたい気持ち。対策を取って試合に臨まさせていただいている。今日は本人の追悼を込めて引退式をさせていただくことになりました。みなさん、本当にありがとうございました」と口にした。

リングサイドには日大の後輩となるWBA世界ミニマム級王者松本流星(27=帝拳)、日大の同期となる21年世界選手権金メダルのWBC世界スーパーフライ級2位坪井智也(29=帝拳)、米合宿中に同じジムでトレーニングしたWBO女子世界スーパーフライ級王者昼田瑞希(29=三迫)、日大の後輩となるアマ12冠で日本ミドル級2位の荒本一成(26=帝拳)ら神足さんと縁のある多くのボクサーたちが駆けつけていた。