3年目の宇都宮葵星(きさら)が1軍キャンプで奮闘中 十分に目立っていた。巨人の育成、宇都宮葵星(きさら)内野手が宮崎キャ…

3年目の宇都宮葵星(きさら)が1軍キャンプで奮闘中

 十分に目立っていた。巨人の育成、宇都宮葵星(きさら)内野手が宮崎キャンプの1軍メンバーとして奮闘している。3日の全体練習後は坂本勇人内野手、石塚裕惺内野手らと同グループで内野ノックなどのメニューをこなした。

 身長175センチ、体重70キロの細身の体型で軽快にボールをさばく。同じサブグラウンドには坂本や次世代の大砲候補の石塚らがいたが、宇都宮の背番号「007」は見ている者の目を引いた。

「自分は7番をつけたかったので“00”はありますけど、いい背番号だと思います」

 2023年ドラフトで育成3位指名を受け四国アイランドリーグplusの愛媛から巨人へ入団。俊足を最大の武器とし、2024年は2軍戦7試合の出場で打率.333。昨季は84試合で打率.289の成績で、浦田俊輔内野手と並ぶチームトップの20盗塁をマーク。過去2年のキャンプは3軍スタートだったが、今季は「少しは評価していただいているのかなと思います」と1軍に抜擢された。

 この日が第1クールの最終日。「ちょっと慣れない部分があるというか、緊張している部分があって、まだ馴染めていないですけど」と苦笑した。それでも「スピードを活かしながら、走塁と守備で目立つようにやっていきたい」とアピールを目論んでいる。

 まずは3年目となる今季中の支配下登録が大きな目標だ。「球際だったり、簡単なゴロのミスをなくしていきたい。当たり前のことを普通にすることですかね。走塁はまだやっていないので、わからないですけど」。

 5日からの第2クールでは徐々に実戦へ向けたメニューも増え始める。さらなるアピールが求められるが、いずれインパクトのある背番号と“決別”することが宇都宮の理想でもある。21歳の挑戦は始まったばかりだ。(湯浅大 / Dai Yuasa)