WBC侍ジャパンメンバーのソフトバンク松本裕樹投手(29)が3日、宮崎キャンプで初めてブルペン入りし、上々の仕上がりを披…

WBC侍ジャパンメンバーのソフトバンク松本裕樹投手(29)が3日、宮崎キャンプで初めてブルペン入りし、上々の仕上がりを披露した。

WBC球で30球投げ、「フォークはイメージ通り」と違和感なく使いこなした。右の中継ぎ専門職は阪神石井と2人だけ。昨季初の最優秀中継ぎ賞を獲得した右腕は、試合のあらゆる場面での登板を想定してピッチを上げていく。

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大事な場面での制球ミスはなさそうだ。侍ジャパンの松本裕がWBC球を使い、キャンプ初ブルペンで捕手を座らせ30球。変化球もカーブ、スライダー、カットボール、フォーク、ツーシームと5種類を披露した。「フォークはイメージ通りの落ち方をしていた」。大会使用球を自在に操り、手応えはばっちりだ。

昨オフ、日本代表のスタッフから、3ダースのWBC球を受け取った。「前回の秋(11月の強化試合・韓国戦)から投げ続けてきているんで、そこまで大きく違和感はなく投げられている。今は特に何も考えずにいけています」。3カ月で手になじませ、ロジンも大会使用のものを使っている。

右の中継ぎ専門は阪神石井と2人だけ。「どういう役割になるか分からないけど、与えられたところでしっかり結果を出せたら」。どんな場面のマウンドでも懸命に腕を振る。昨季はセットアッパーとして51試合に登板。5勝2敗、防御率1・07の数字を残し、44ホールドポイントで初の最優秀中継ぎ賞を獲得。招集してもらった期待に応える。

独自調整を任されているS組だが、単独調整ではなく宮崎でのスタートを選んだ。「キャッチボール相手、治療してくれる人というのは、いままでずっと一緒にやってきた人たちがいるんで」。信頼する球団スタッフがいるキャンプ地は何より心強い。シーズンのベストの状態の比べると「まだまだ半分」というが、初のWBCへ気合十分。状態を上げて中旬の侍合宿に合流する。【石橋隆雄】