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 1月29日に行われた「Bリーグドラフト2026」にて、富山グラウジーズから3巡目10位で指名を受けた日本大学の泉登翔。

 泉は、広島ドラゴンフライズU15での活動を経て、進学した福岡大学附属大濠高校では2021年のウインターカップ優勝を経験した。卒業後の日本大学でも、2024年のインカレ優勝に貢献するなど、着実にキャリアを積み重ねてきた。

 ドラフトで名前を呼ばれた瞬間を振り返り、泉は「びっくりしたというか、なんとも言えない驚きがまず一番にありました」と率直な感想を漏らす。 ステージへ歩む際は「自分がなりたかったバスケットボール選手への第一歩が始まるんだと思うと、すごく感慨深かった」と、長年の夢が現実になった喜びを噛み締めていた。

 富山のファンに向けて自身のプレースタイルを問われると、武器である3ポイントシュートに加え、大学で磨いた「ハンドラー」としての能力を挙げた。 しかし、自らを「主役」ではなく「繋ぎ」として冷静に定義しているのが印象的だ。 「セカンド、サードハンドラーとして、メインのハンドラーが苦しい時の次の繋ぎ。そしてスペーシングやバランスを取ることは得意な部分です」と自己分析し、「強みのある他の選手をコートの中でより際立たせられるような、そんな役割に注目してほしい」と語った。

 泉がプロを明確に意識したのは、高校から大学へ進むタイミングだった。 当時、福岡大学附属大濠高校の片峯聡太監督から「お前はどういうつもりでバスケットボールをするんだ」と問いかけられたことが転機となったという。 その問いに対し、泉は「自分はプロになります」と決意を伝え、その誓いを胸に日本大学へと進学。 以降、常にプロの舞台を見据えて準備を継続してきた。

 ようやくプロとしてのスタートラインに立った泉。 ”バスケットボール選手への第一歩”を踏み出す瞬間にも期待が高まる。

【動画】泉登翔が富山グラウジーズから指名を受けた瞬間