日本バスケットボール協会(JBA)は3日、都内で、男子日本代表のトム・ホーバス監督(59)の契約終了と今後の強化体制に…

 日本バスケットボール協会(JBA)は3日、都内で、男子日本代表のトム・ホーバス監督(59)の契約終了と今後の強化体制に関する記者会見を開いた。新監督として、B1琉球ゴールデンキングス監督の桶谷大氏(48)の就任も発表された。

 今月26日と3月1日の沖縄でのW杯アジア1次予選2試合を前にしたタイミングで、事実上の解任。伊藤拓磨強化委員長はホーバス監督と八村塁(レーカーズ)との確執の影響があったかについて、「そこは影響されていない」と否定し、「1選手の意見によってHCをどうするかではなくて、日本のバスケがどういう状況で世界がどうなっているのかということから今回はHCを決めさせていただきました」と語った。

 八村塁や河村の代表入りの可能性について島田慎二会長(55)は「基本的には最強ジャパンで臨むと言っている以上、当然NBA組、名前を挙げていただいた2人も代表にお願いをしていくスタンス」と方針を示した。

 島田会長はホーバス監督の解任の経緯にも言及。「今後のJBAの方針に関して、1月初旬にホーバス氏に説明を行った。双方の考えに相違があり、対応を議論してきた。方針の修正をお願いすることはホーバス氏のコーチの本質に対して一定の変革を強いることもあり、議論したがここまで実績を持つホーバス氏に対してリスペクトに欠けてるという判断のもと、JBAから契約解消の判断させていただいた」と話した。

 ホーバス氏は2021年の東京五輪で女子日本代表を率い、銀メダルを獲得。規律を重視し、選手のやる気を引き出す指導で成果を上げた。五輪後には男子代表監督に転身。23年のW杯ではアジア最上位に導き、48年ぶりとなる自力での五輪出場を決めた。

 一方で、1次リーグ敗退となった24年パリ五輪後に、米プロNBAで活躍する代表のエース八村塁(レーカーズ)との関係悪化が表面化。同年11月には八村が「練習のやり方、ミーティングも世界レベルではないんじゃないかと思う」と手腕を疑問視する発言をし、騒動となっていた。