セレクトセールで超高額取引されたエムズビギン(牡3、栗東・友道康夫厩舎)が、きさらぎ賞(3歳・GIII・芝1800m…
セレクトセールで超高額取引されたエムズビギン(牡3、栗東・友道康夫厩舎)が、きさらぎ賞(3歳・GIII・芝1800m)で重賞初制覇を狙う。
エムズビギンは父キタサンブラック、母デルフィニアII、母の父Galileoの血統。母は英仏のG1で2着の実績がある活躍馬。半兄のリラエンブレムは25年のシンザン記念の覇者。そして同年のノーザンファーム・ミックスセールでは2歳下の全弟が4億6000万円(税抜、以下同)で落札されている。自身は24年のセレクトセール1歳においてセール史上2位、1歳に限ると史上最高額となる5億9000万円で落札された。馬名の意味由来は「馬主名より+始める」となっている。
ここまで2戦1勝。25年10月のデビュー戦はスローペースに泣き、差し届かずの2着。それでも続く前走の未勝利を2馬身半差で快勝し、関係者を安堵させた。道中で行きたがるなど、まだまだ完成には程遠いが、良血らしいポテンシャルを秘めていることは間違いない。今後の成長一つで大舞台を狙えるだけに、ここは是非とも賞金加算、できれば勝って春に備えたい一戦となる。
国内のセールで取り引きされた馬に限ると、過去最高額の重賞勝ち馬は14年のきさらぎ賞とチャレンジCの勝ち馬のトーセンスターダム、19年きさらぎ賞覇者のダノンチェイサー、24年の中日新聞杯を制したデシエルトの3頭で2億5000万円(税抜)。したがってエムズビギンが勝てば、3頭を抜いて首位浮上となる。まずは重賞ウイナーの仲間入りを果たし、クラシックの主役候補に浮上してほしい。