日本バスケットボール協会(JBA)の島田慎二会長が3日、男子日本代表のトム・ホーバス氏(59)との契約終了、今後の強化…
日本バスケットボール協会(JBA)の島田慎二会長が3日、男子日本代表のトム・ホーバス氏(59)との契約終了、今後の強化体制に関する記者会見を都内で行った。
島田会長は「まず、トム・ホーバス氏の多大なる功績に敬意を表し、心から御礼申し上げます。数々の金字塔を打ち立てたホーバス氏。世界で戦えることを証明したジャパンスタイルの確立、多くの選手から信頼を集め、統率力、明るいキャラクターが多くの選手、ファンの皆様に愛されました。本当にありがとうございました」と感謝を述べた。
その上で「できる限り、事実に基づいてお伝えしたい」と契約終了に至った経緯を説明。パリ五輪終了後、ホーバス氏の体制で28年ロサンゼルス五輪へ向けて再出発。その後、昨年3月に「JBAとして代表強化の在り方などを整理し、ガバナンスを明確化することを目標に、昨年10月以降の体制を変更することも決めております。12年先を見据えた長期方針も進めて参りました」。
今後のJBAの方針に関して今年1月にホーバス氏に説明したが、「そこで双方の考えに相違がありました」。JBA内で対応し議論したが「確固たる信念を持ち、実績を持つホーバス氏に、方針の修正をお願いすることは、ホーバス氏のコーチとしての本質に対して、一定の変革を強いる部分もあり、ここまで実績のあるホーバス氏にリスペクトに欠けているのでは無いかという判断。そこで契約終了の判断をいたしました」とした。
ホーバス氏は17年から女子日本代表を率い、日本人選手の性格や特徴までも熟知した指導で21年東京五輪で銀メダル獲得に導いた。同年9月に男子日本代表監督へ転身。23年の日本、フィリピン、インドネシア3か国共催W杯でアジア最上位に入り、24年パリ五輪の出場権を自力で獲得する、48年ぶりの快挙を成し遂げた。