2月6日、いよいよ30人の侍戦士が出揃う。先月26日には、世界一奪還を目指す侍ジャパンの選考メンバーが発表され、ドジャー…

2月6日、いよいよ30人の侍戦士が出揃う。先月26日には、世界一奪還を目指す侍ジャパンの選考メンバーが発表され、ドジャースの山本 由伸投手(都城出身)、ブルージェイズの岡本 和真内野手(智弁学園出身)らが加わった。実力・実績ともに申し分のない選手たちが名を連ねる中、最後の一人がまだ発表されていない。

 最有力候補として名前が挙がるのは、やはりメジャー組の選手達だろう。特に、今大会はドジャース・大谷 翔平選手(花巻東出身)が登板しないことが決まり、カブスの今永 昇太投手(北筑出身)、メッツの千賀 滉大投手(蒲郡出身)ら、経験値のある選手が加わると、また、国内組でも中日・松山 晋也投手(八戸学院野辺地西出身)ら、実力者も控える。リリーフ陣の強化も短期決戦のカギとなるだけに、可能性はゼロではない。投手ではなく野手となれば、レッドソックスの吉田 正尚外野手(敦賀気比出身)が濃厚だろう。前回大会、ここ一番での3ランホームランなど、日本の優勝に大きく貢献した勝負強さは健在だ。

 しかし、ここで浮上するのがチーム全体の「守備バランス」の問題だ。スラッガータイプが多く、華やかな打線となる一方で、センターライン、特にセンターとショートに不安要素を抱えている。

 センターは現在、本職として守れるのがソフトバンク・周東 佑京外野手(東農大二出身)のみ。他の外野手は基本的に両翼をメインに守り、韓国シリーズで守った阪神・森下 翔太外野手(東海大相模出身)も、WBCというプレッシャーのかかる舞台で任せるには不安が残る。

 今大会はショートも悩ましい。前回大会は不動の存在だった西武の源田 壮亮内野手(大分商出身)も、打撃面で昨年は不調に陥った。一方で、追加メンバーで召集された広島の小園 海斗内野手(報徳学園出身)も打撃面では勝るが、守備での堅実さでは源田に見劣りする。

 果たして井端弘和監督はどんな決断を下すのだろうか。