日本女子ソフトボールリーグ所属のクラブチームが島根県雲南市に活動拠点を移すことになり、「Citrine SHIMANE…
日本女子ソフトボールリーグ所属のクラブチームが島根県雲南市に活動拠点を移すことになり、「Citrine SHIMANE」(シトリンシマネ)として、市が所有する艇庫を改修し整備した屋内練習場で初練習をした。同市と隣接する出雲市は、2030年に島根で開催される国民スポーツ大会の開催市になっている。
このクラブチームは昨年12月まで10年間、愛知県一宮市で活動していたシトリン一宮。国スポに向けた強化策として県が声を掛けたことに加え、物価高騰に伴って活動費が増加するなか、行政のバックアップを受けながら活動できる体制を整えることがクラブの持続的な発展に不可欠と判断したという。
屋内練習場で今年1月にあった初練習で、雲南市教育委員会の小田川徹哉教育長は「(合併前の木次町が)44年前のくにびき国体の開催地でもあり、市域はソフトボールが盛ん。みなさんが練習する姿、大会に出場する姿を見せていただき、目標にしていきたい」と激励した。
選手たちは前日、転入の届け出を済ませたといい、大国香奈子監督は「市役所で歓迎を受けて『私たちを知ってくれているんだ』と口々に話していた。そんな中でスタートできて本当にありがたい」とあいさつ。「今年は特に選手を知ってもらうのも大事で、一人ひとりにファンをつけたい。また、国スポの本戦に必ず出たい」とも語った。
主将に就いた岐阜市出身の林佑奈捕手は「山々があって地元に近い環境。ソフトを楽しんでいる姿を見てほしい」と話していた。選手の雇用には雲南市内の複数の企業が協力しており、一人ひとりが市内で働きながら練習を続けていくという。(中川史)