J2カターレ富山は2日、昨季限りで現役を引退した佐々木陽次さん(33)が、オフィシャルパートナーである北陸コカ・コーラボ…
J2カターレ富山は2日、昨季限りで現役を引退した佐々木陽次さん(33)が、オフィシャルパートナーである北陸コカ・コーラボトリングへ入社したと発表した。
異例のリリースとなった。現役引退選手の就職先を公式サイトにアップ。「地元・富山の企業である北陸コカ・コーラボトリング様に、当クラブのこうした理念に深くご賛同いただき、選手の資質と熱意を評価いただいたことで、今回の採用が実現いたしました」などと経緯を明かした。
佐々木さんは「これまで幸せなことに、サッカーの世界で多くの時間を過ごすことができました。今後もサッカーに携わっていきたいという想いと同時に、他の世界でも学びを得て視野を広げていきたいと考えるようになりました」と理由を説明。その上で「今までとは違う世界へ飛び込み、さまざまな経験を積みながら学びを深め、これからの人生につなげていきたいと思います。また皆さまと、どこかでお会いできる日を楽しみにしています」と伝えた。
今回の発表は、プロアスリートが競技生活で培った「目標達成能力」や「チームワーク」、「精神力」をビジネスの場でも発揮し、引退後も地域社会の発展に貢献できる人材として活躍することを目的とした、クラブと地元パートナー企業との「キャリアデザイン支援」の一環。企業側の「人材への期待」と、選手の「地域社会に恩返しがしたい」という思いがマッチングし、入社決定に至ったという。2月1日付で入社した。
富山市出身の佐々木さんはFC東京U-18に入るために上京。東京学芸大を経て、15年にJ2徳島ヴォルティスでプロキャリアをスタートした。17年から地元富山で9季に渡ってプレーした看板選手だった。昨季は現役引退を宣言した終盤に主軸としてチームをけん引。奇跡のJ2残留に大きく貢献して自らの最後を飾っていた。