クラシック戦線を占う上で重要な一戦となるきさらぎ賞。京都芝1800mを舞台に行われるこのレースは、将来のGI馬を輩出…
クラシック戦線を占う上で重要な一戦となるきさらぎ賞。京都芝1800mを舞台に行われるこのレースは、将来のGI馬を輩出することも多い出世レースだ。今年は重賞好走馬から新馬・未勝利勝ち直後の馬まで、多彩なメンバーがエントリーした。過去の傾向を紐解きながら、京都のターフで輝く若駒を探り出したい。
1.今回距離延長となる馬が絶好の狙い目
過去のデータにおいて、前走から距離を延長して臨む馬は[3-5-6-19]という成績を残している。勝率は9.1%と際立って高くはないが、複勝率は42.4%と非常に優秀だ。特筆すべきは回収率で、単勝回収率158%、複勝回収率116%といずれも100%を超えており、ベタ買いでもプラスになる計算だ。距離短縮組や同距離組と比較してもその数値は突出しており、このローテーションには大きな馬券妙味が隠されている。
2.馬体重460-479kgのゾーンが高回収率
3歳春の成長期において、馬格は重要なファクターとなる。前走馬体重別成績を見ると、460kg-479kgのゾーンが[2-5-6-17]で複勝率43.3%を記録している。さらに複勝回収率は113%となっており、100%を超える。500kgを超える大型馬や軽量馬よりも、このゾーンに該当する馬が、人気以上の好走を見せるケースが多いことを示唆している。
3.前走4コーナー5番手以内に妙味あり
脚質面での傾向を見ると、前走の第4コーナー位置が5番手以内だった馬が[7-6-5-36]で複勝率33.3%、単勝回収率125%と高い数値を誇る。追い込みは届き辛く、好位で立ち回れる器用さを持つ馬が、このコースで生きるようだ。
ゾロアストロの前走は東京スポーツ杯2歳Sで2着と、重賞で連対した実績はここでは一枚上手だ。前走の馬体重が468kgというのも分析データの特注ゾーン。高い能力値とデータの後押しに加え、1800mという距離経験も豊富。好位から堅実に脚を伸ばせるタイプで、大崩れは考えにくい。