「広島春季キャンプ」(2日、日南) サイ・ヤング賞撃ちじゃ!広島・小園海斗内野手(25)が2日、3月に開催される第6回…
「広島春季キャンプ」(2日、日南)
サイ・ヤング賞撃ちじゃ!広島・小園海斗内野手(25)が2日、3月に開催される第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向け、速球対策を行っていることを明かした。米国代表で昨季サイ・ヤング賞に輝いたパイレーツのポール・スキーンズ投手(23)とタイガースのタリク・スクバル投手(29)を警戒。自慢の対応力を磨き、怪物たちを打ち砕く準備を進める。
急ピッチで“侍仕様”へと心技体を研ぎ澄ましている。フリー打撃でのミスショットはほとんど見当たらない。小園が見据えているのは、世界最高峰の剛腕たちとの対戦だ。「WBCがあるので。僕は開幕が早いのでそこに合わせていくイメージです」と、日の丸を背負う自覚をにじませた。
3月に開催されるWBCに初選出。23年に井端監督が就任して以降、侍ジャパンの中心選手として結果を残し続けてきた。昨季は首位打者と最高出塁率の二冠を獲得。名実ともに“井端チルドレン”の看板を背負う若鯉にとって、今大会は集大成となる。「どんな形でもいいので世界一に貢献したい」と頂点だけを目指している。
大会連覇へ、世界の強豪が立ちはだかる。中でも米国代表は、投打に豪華メンバーが集結。投手陣をけん引するのは、昨季両リーグでサイ・ヤング賞(最優秀投手賞)に輝いたスキーンズとスクバルだ。ともに最速160キロを超える異次元の剛腕。「大谷さんの試合を見るぐらい」とメジャー通ではない小園でも、「スキーンズとスクバルは知ってます。エグいでしょ」と警戒を隠さない。
キャンプでは“サイ・ヤング賞撃ち”へ策を講じている。ブルペン内に設置されたマシン打撃では、通常より1メートル以上も距離を縮めて速球を目慣らし。さらに、自軍投手陣の投げ込みを真後ろから観察するなど、準備に余念がない。「これから実戦も入ってくるんで、速いボールに対して慣れないといけない」とメジャー基準のスピードを体にたたき込み、自慢のバットコントロールで食らいついていく。
フィジカル面にも一切の妥協はない。太りやすい体質を自覚し、オフの間も食事管理を徹底。内野手としてキレのある動きを維持するため、昨季からの体重をキープしており、「油断すると増えちゃう、増えすぎてしまうタイプなんで。そこは気をつけてってという感じ」とストイックな一面をのぞかせた。
今後は13日までチームで練習を続け、14日から宮崎市内で始まる侍ジャパンの合宿に合流する予定だ。「しっかり練習して準備したいです」と小園。万全の準備を施し、世界の剛腕を打ち砕く。