「巨人春季キャンプ」(2日、宮崎) 巨人の新外国人、ボビー・ダルベック内野手(30)=前ロイヤルズ傘下3A=が2日、圧…
「巨人春季キャンプ」(2日、宮崎)
巨人の新外国人、ボビー・ダルベック内野手(30)=前ロイヤルズ傘下3A=が2日、圧倒的なパワーでスタンドをどよめかせた。来日初の屋外フリー打撃に登場すると、あいさつ代わりの推定130メートル弾をズドン。「自分自身としては非常に納得のいく仕上がりでした」。サンマリンスタジアムでの柵越えショータイムだ。
強い風とは対照的に、南国の柔らかい陽が差した宮崎。青空に描いた滞空時間の長い放物線に、「真芯で捉えた打球も多かったし、広角に打ち分けることもできた」と手応えを得た。規格外のパワーばかりが目を引くが、「出力という意味ではまだまだ出る」と余力を残しているというから驚きだ。
この日は56スイングで13本の柵越えを放ち、両翼が100メートルのサンマリンスタジアムでバックスクリーンや左中間席上段まで運ぶ圧巻のスケール感を披露。だが、ダルベックは冷静に自己分析する。「力みすぎるとバランスを崩すので、しっかりと真芯でコンタクトして、なおかつ飛距離を稼ぐことが一番重要な点かな」。ブンブン振り回すのではない。理論に裏打ちされた豪快さが打球には宿っている。
「昨シーズン以来」という久しぶりの屋外打撃だが、不安を感じさせない内容に表情も明るい。覇権奪還に欠かせない「ポスト岡本」の存在。宮崎の空を切り裂いた一振りが、主砲候補としての存在感をはっきりと示した。