【ミラノ(イタリア)2日=富張萌黄】6日開幕のミラノ・コルティナ五輪に向け、スピードスケートの公式練習が本番会場で行わ…

 【ミラノ(イタリア)2日=富張萌黄】6日開幕のミラノ・コルティナ五輪に向け、スピードスケートの公式練習が本番会場で行われた。2大会連続出場の新濱立也(高崎健康福祉大職)は1時間半ほど調整。ミラノでの初滑りを終え「仮設だなっていうリンクだった。雰囲気が仮設感満載だが、氷の感触は自分としてはどのリンクとも変わらない」と印象を話した。

 初出場だった2022年北京五輪はコロナ禍で無観客。移動も制限が多くやや不自由な五輪となった。今回は当時と大きく異なり、新鮮な気持ちで迎えている。自由が利く一方で、選手村の周辺はミラノ郊外に位置し「ちょっと怖い雰囲気。夜は出歩きたくない」と入村2日での困惑を語った。

 1月30日まではドイツで直前合宿を行い、W杯にも出場。五輪本番を見据えて万全には仕上げておらず、結果にも納得はいっている。今季は200メートルまでの加速が課題となっており、持ち味のスピードが出し切れていない。昨年10月の内転筋の負傷の影響もあり、「夏できていた動きを取り戻す作業をしている。(男子500メートルのこなわれる)14日までに完璧に修正し切れれば」と残り12日での調整に精を出す。本番では妻でカーリング女子、ロコ・ソラーレの吉田夕梨花も会場で応援する。昨年4月の交通事故による顔面骨折など困難を支えた愛妻に、大舞台で恩返しをする。