本記事ではnetkeibaオリジナルAIが推奨する本命候補3頭を特筆すべき過去の傾向とともにご紹介します。 今週の重…
本記事ではnetkeibaオリジナルAIが推奨する本命候補3頭を特筆すべき過去の傾向とともにご紹介します。
今週の重賞競走は日曜日に東京新聞杯(GIII)ときさらぎ賞(GIII)が行われます。その中から東京競馬場で行われる東京新聞杯を取り上げます。まずは過去の傾向から。
過去10年の東京新聞杯での年齢別成績を見ていきます。過去10年の東京新聞杯で3着以内に入った30頭のうち、26頭が6歳以下の馬となっています。能力の衰えの心配が少ない年齢の馬が、順当に力を出し切っていると言えます。
しかし、直近ではその傾向に変化が見られます。特にここ2年の東京新聞杯では7歳以上の馬が活躍。24年は7歳馬のサクラトゥジュールとウインカーネリアンでワンツー決着。昨年は8歳馬のメイショウチタンが16番人気で3着に激走。
近2年の東京新聞杯の前後半の4ハロンのペースを見ると、24年は前半46.1秒で後半が46.0秒。25年は前半46.1秒で後半が46.5秒とここ2年は前後半のペースに大きな差がなく、後半4ハロンのペースが急激に上がる流れになっていません。
レース途中から急にペースアップする流れでは、瞬時にギアを上げる瞬発的な能力が求められます。人間でもそうですが、瞬発系の能力は加齢とともに低下しやすいとされています。ここ2年東京新聞杯で高齢馬の活躍が目立つのは、瞬発力が求められる流れになっていないからだと考えられます。今年の東京新聞杯でも近2年と同じような流れになると、高齢馬が上位争いに絡むこともあるのではないでしょうか。
それでは早速ですが、今週の東京新聞杯でAIから導き出された月曜日時点での本命候補3頭をご紹介します。
◆人工知能もベテランに期待!?
レッドモンレーヴ
24年のキャピタルS(L)での3着以降は厳しい結果が続いていた本馬ですが、前走のオーロC(L)で上がり最速の脚を使って2着と好走。勝った馬よりも2キロ重い斤量を背負っていましたし、直線は前の馬が外に出てきたことでさらに外を回される苦しい形。厳しい条件が重なった中でも連対を確保したのは能力が高い証拠と言えます。
23年の京王杯SC(GII)で優勝、同年の富士S(GII)でも2着に入るなど、東京での重賞実績は豊富。追い込み脚質なので直線の長い東京が合うタイプなのでしょう。近走も5走のうち4走で上がり最速をマーク。目立った上がりを使えなかったのは3走前の安田記念(GI)。このレースは本来の後方待機策ではなく、テンから位置を取りに行く競馬で参考外でしょう。本来の脚を溜める形なら終いの脚は堅実。展開次第ではここでも怒涛の追い込みが炸裂するかもしれません。
ヤマニンサルバム
24年の毎日王冠(GII)以来の出走になる本馬。前走の毎日王冠ではシックスペンス、ホウオウビスケッツ、エルトンバローズなどの実力馬に次ぐ4着と健闘。2走前の新潟大賞典(GIII)、4走前の中日新聞杯(GIII)で優勝していますし、重賞で勝ち負けできる能力は証明済み。今回は久々のマイル戦になりますが、先行力のあるタイプですし距離短縮でも対応してくれそうです。
本馬は典型的なサウスポーで、これまでに挙げた7勝はすべて左回り。右回りは10戦して未勝利ですし、左回りの東京は歓迎材料と言えます。レベルの高い中距離戦で結果を残しているだけに、マイル路線のメンバー相手なら力は上位。長期休み明けのハンデはありますが、能力の違いで結果を残しても何ら不思議はありません。
ウンブライル
23年のNHKマイルC(GI)2着、24年阪神牝馬S(GII)2着などマイルのトップレベルで実績を残している本馬。その後は結果を残せない時期が続きましたが、3走前の関越S(OP)で22年10月以来の勝利を挙げて復調の兆しを見せます。近2走は5着、12着と結果は出ていませんが、2走前の富士Sはジャンタルマンタルやソウルラッシュなどマイルの一線級相手。しかも、プラス12キロと少し余裕を感じる馬体重で出走。その中で5着ならまずまずと言える走りを見せていたと言えます。
前走のターコイズS(GIII)はマイナス6キロときっちり馬体を絞って出走。中山マイルの内枠で牝馬限定と好走材料は揃っていましたが、1番人気でまさかの12着と惨敗。ただ、レースではスタート一息で後方のインから。道中は馬群が密集して位置取りを押し上げられない苦しい形で、4コーナーでも後手に回る厳しい競馬。直線も前が空かなかったため、ほぼ追わずに入線。終始スムーズさを欠く競馬で力を出し切れなかったのは明白で度外視できる一戦。ここ2走の結果で人気は落としそうですが、敗因は明確ですし、力を出し切ればガラッと変わるシーンがあってもいいはずです。