ドジャースの顔となっているベッツ(C)Getty Images 自分たちへのいかなる“批判”も意に介さない――。現地時間…

ドジャースの顔となっているベッツ(C)Getty Images

 自分たちへのいかなる“批判”も意に介さない――。現地時間1月31日に行われたドジャースのファンフェストに参加したムーキー・ベッツの言葉には、絶対王者としての“矜持”が滲み出た。

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 目下、ワールドシリーズ連覇中のドジャース。3連覇に向けた強化が焦点となった今オフも「強くなり続ける」という目標にブレはなかった。

 昨年12月にメッツからFAとなったエドウィン・ディアスを3年総額6900万ドル(約106億9500万円)で獲得すると、翌月15日には、今オフ最大の人気銘柄でもあったカイル・タッカーと電撃合意。「物事がどう転ぶかは分からなかった」(アンドリュー・フリードマン編成本部長談)という中で、4年総額2億4000万ドル(約379億2000万円)のメガディールを締結させた。

 資金に糸目をつけない豪快な手法で移籍市場の人気銘柄をかっさらったドジャースには、当然のように異論が集中。ルールに則った形での契約にもかかわらず、SNS上では「彼らが野球を壊している」といったいわれなき批判も噴出した。

 ただ、いわば“アンチ”の声は彼らにとってカンフル剤となる。ファンフェストの合間に地元スポーツ専門局『Sports Net LA』の番組に出演したベッツは、「君たちは“球界の敵”と言わんばかりのレッテルを貼られているように見えるけど、どう思う?」と問われ、「もちろん楽しむだけだ」とキッパリ。そして常勝軍団としての心得を説いた。

「なんというか、僕らにはもう(批判を)受け入れるしか選択肢はない。でも、それが面白いと個人的には思う。誰も成し遂げたことがないようなことをやろうとすれば、“アンチ”に近い人たちは出てくるからね。とにかく偉大なことを成し遂げるには、そういうのも必要だと考えている」

 プレッシャーともなり得る“アンチの声”を「必要」と訴えるあたりは、さすがである。さらにベッツは、こうも続けている。

「僕らには勝ち続けたいと思ってるフロント陣もいる。そういう存在は物事を大局的に見せてくれるんだ。きっと世界中の誰もがそういうチームでプレーしたいと思うはずだ。選手なら、文字通り、『毎年勝つよ』と言ってくれる組織のためにやりたいはずだよ」

 批判を力に変える。これもドジャースが勝ち続けられる要因の一つと言えよう。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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