ドイツ2部デュッセルドルフに今冬に加入したMF田中聡が、現地2月1日に行われた2.ブンデスリーガ第20節のパーダーボル…
ドイツ2部デュッセルドルフに今冬に加入したMF田中聡が、現地2月1日に行われた2.ブンデスリーガ第20節のパーダーボルン戦で移籍後初アシストをマークし、チームを2−1の逆転勝利に導いた。
日本人屈指のボールハンターとして“タナカンテ”の異名を持つ田中は、湘南ベルマーレからサンフレッチェ広島に移籍した昨季、不動のボランチとして働いてベストイレブンも受賞した。そして昨年12月30日にデュッセルドルフへの完全移籍が発表され、1月16日の第18節で新天地デビュー。以降、3試合連続でスタメン出場している。
過去2試合、ボランチとして自慢の運動量とボール奪取能力を存分に発揮し、すでに欠かせない存在となっていた田中。この日も開始早々の前半2分に先制される展開の中で奮闘を続けると、後半18分にアペルカンプ真大のゴールで同点に追い付く。
逆転ゴールは後半38分に生まれた。試合終盤になっても活動量が落ちない田中は、相手陣内の左サイドでボールを持つと、アペルカンプ真大へ縦パスを入れてパス&ゴー。ダイレクトでのリターンパスを受けてボックス内に進入すると、相手DFを引きつけた状態から中央のセドリック・イッテンへラストパスを送った。
イッテンが落ち着いてゴールを決め、逆転に成功。ラストパスを出した後も走り続けてゴール前に詰めていた田中は、そのままゴール裏まで駆け抜け、跳び上がってのガッツポーズも披露した。
■「刈り取りから組み立てまで全てをこなしてる」
田中のダイナミックな動きでの移籍後初アシストシーンに対して、SNS上には「聡の初アシスト最高!!」「田中聡、レベル違う」「さすがとしか言いようがないなこれ」と脱帽の声。さらに「チームに欠かせない存在になりそう」「刈り取りから組み立てまで全てをこなしてる」「なんか知らん間に田中聡MOMの活躍してて草 流石という他ない」「3月の代表シリーズで呼ばん?」など賞賛の声も次々と寄せられた。
田中は現在23歳。日本代表では2025年7月のE-1選手権で初招集されて1試合に出場している。中盤の“刈り取り屋”としては、同じドイツで1部のマインツ所属の佐野海舟と同タイプだが、ここから評価逆転はあるのか。その資格、能力があることを、田中が目を見張るスピードで証明し始めている。