J1町田はアカデミーの2026年の新体制を発表した。新たに加わった森村昂太ユースコーチ(37)、喜山康平ジュニアコーチ…

 J1町田はアカデミーの2026年の新体制を発表した。新たに加わった森村昂太ユースコーチ(37)、喜山康平ジュニアコーチ(37)がこのほど、取材に応じ、加入の経緯と意気込みなどを語った。

 東京・小平市出身の森村氏はFC東京の下部組織を経てトップチームに昇格。その後、6季所属した町田で175試合に出場するなどJリーグ通算で350試合以上を経験している。引退後は24年からJFLクリアソン新宿のU-15監督を務めた。

 そんな中、今季からプリンスリーグ関東2部に参入する町田ユースのコーチ就任オファーが舞い込んできた。森村氏は「まさかお話をいただけるとは思わなかったのでびっくりした」と述懐。「2年間(新宿の)U-15の監督をしてきて、教えるサッカーの難しさを痛感していた。町田のアカデミーがすごく良いサッカーをすると周りからも聞いていて、すばらしい監督(中山貴夫)がいる中で学んでいくことは自分にとって価値があると感じた」と経緯を説明。FC東京ユース時代、そして新宿での指導者経験を還元することを誓った。

 喜山氏は東京Vの下部組織を経てトップチームに昇格。岡山、讃岐、松本山雅、岡山、北九州などでプレーし、J通算450試合以上出場している。「現役時代、ゼルビア(町田)には所属したことはないのですが、地元が隣の麻生区なので、戻ってこられたことをうれしく思っています」。

 昨季まで20年間現役でプレー。引退後、町田の菅澤大我アカデミーダイレクターから白羽の矢が立った。喜山氏にとって、同ダイレクラーは東京Vのアカデミー時代の恩師で「大我さんに誘っていただき、すばらしいスタッフのいる環境で指導者をスタートできてうれしい。20年選手をやらせてもらったことと、地域リーグからJ1まで経験させてもらった。選手一人一人に対してその経験を還元したいですし、サッカーが大好きであることを伝えていきたい」と声を弾ませた。

 2人合計でJ通算800試合以上出場の“実績者”が加入。取材会に参加した菅澤ダイレクターは「森村コーチは町田のトップチームで5年半プレーをしたというところも大きな決め手の一つですが、FC東京ユース育ちで、私の知らないサッカーの中で育ったというところもうまく融合してアカデミーの力になってくれたら」と期待。喜山コーチに向けても「小学生の頃から自分が見ていた選手。彼の人間性だったり今までの経験、20年間というのはやっぱり大した数字であって、メンタル的なところだったり技術戦術的なものをアカデミーの選手たちに良い影響をもたらしてくれる」と目を細めた。

 ダイレクターは今季の目標についても言及。「ユースは当然、プリンスリーグ1部昇格、最低でも2部残留。U-15については何としても関東リーグの方に昇格をしてもらいたい」と力を込めた。

 町田アカデミーではほかに、佐藤慎之介ジュニアユースGKコーチ、黒川貴徳コンディショニングスタッフが新たに加入した。