「広島2軍春季キャンプ」(1日、由宇) 広島の2軍春季キャンプが1日、山口県岩国市の由宇練習場で始まり、高卒4年目の斉…
「広島2軍春季キャンプ」(1日、由宇)
広島の2軍春季キャンプが1日、山口県岩国市の由宇練習場で始まり、高卒4年目の斉藤優汰投手(21)がブルペンで33球を投げた。今オフは体幹などを鍛えてフォームを微調整。“脱力投法”から投げ込んだ力強い直球に、手応えをつかんだ。
力感がなかった。投球動作はスムーズで、リリースの時だけ力が入る。「楽に投げられるようになった。違和感がなくなって、良い感じで腕が振れる」。気温5度。寒さを吹き飛ばすように、白い歯がこぼれた。
取り組みの成果だ。今オフは東京都内など複数の施設を一人で訪れ、体幹や広背筋を鍛えた。フォームも分析し、テイクバック時の腕の高さを、少しだけ低くするなど修正を施した。
「体が使えていると、力感なく投げているように見える。体をうまく使えていた。良い形で投げている」と野村2軍投手コーチ。昨秋はどこかぎこちなかったが、力を効率よく球に伝える投げ方に、目尻を下げた。
今春は2軍スタート。昨秋の秋季キャンプに参加しながら、1軍には帯同できなかった。悔しさを新たな力に変えて臨むキャンプ。1軍合流を勝ち取るために、さらにフォームを固め首脳陣にアピールする。
「結果を出すしかないので。それだけです」
右腕は、短い言葉に思いを込めた。基礎をしっかり固め、今季を飛躍の1年とする決意だ。