きさらぎ賞は「クラシックの登竜門」と言われるだけあって、後のGIウイナーが数多く制している。ちょうど10年前、16年…
きさらぎ賞は「クラシックの登竜門」と言われるだけあって、後のGIウイナーが数多く制している。ちょうど10年前、16年の勝ち馬はサトノダイヤモンド。後に菊花賞と有馬記念を制するディープインパクト産駒が、重賞初制覇を果たした一戦を振り返ろう。
サトノダイヤモンドは父ディープインパクト、母マルペンサ、母の父Orpenの血統。15年11月にデビューし、京都芝2000mの新馬、阪神芝2000mの500万下と悠々2連勝。年が明けて3歳となり、不動の主役としてきさらぎ賞に駒を進めた。
単勝1.2倍の圧倒的1番人気に支持された一戦、サトノダイヤモンドは圧巻の走りを見せた。大外9番枠から五分に出ると、道中は中団を追走。直線に向いてもC.ルメール騎手の手綱は動かなかったが、それでも残り200m手前で先頭に立つ。そしてここから反応を確かめるように仕掛けられると、グィーンと加速。あっという間に後続を引き離し、同じくディープインパクト産駒の2頭、レプランシュとロイカバードの2着争いを尻目に悠々のフィニッシュ。3馬身半差の大楽勝で重賞初制覇を決めた。
この後、皐月賞は3着、日本ダービーは2着に終わったサトノダイヤモンドだが、菊花賞で待望のGI初制覇を果たす。さらに有馬記念ではキタサンブラックを下し、堂々のGI・2連勝。同年のJRA賞最優秀3歳牡馬に選ばれるのであった。