2月1日、帯広競馬場で行われた11R・ヒロインズカップ(BG1・4歳上牝・ダ直200m)は、今井千尋騎乗の1番人気、サ…
2月1日、帯広競馬場で行われた11R・ヒロインズカップ(BG1・4歳上牝・ダ直200m)は、今井千尋騎乗の1番人気、サクラヒメ(牝8・ばんえい・今井茂雅)が勝利した。2着に2番人気のダイヤカツヒメ(牝7・ばんえい・久田守)、3着にスカーレット(牝5・ばんえい・大橋和則)が入った。勝ちタイムは2:06.1(馬場水分1.7%)。
道中は第一障害を先頭で越えたスカーレットが先行するが、中間点を過ぎたあたりでスーパードリームが先頭に並び2頭でペースを引っ張る。これにニシキマリンら後続も追走するが、各馬じっくりと何度も息を入れながら進み、わずかにスカーレットが抜け出し第二障害に到達。
2番手以下が続々と第二障害に到達する中、じっくりと息を入れたスカーレットとニシキマリン、カフカがほぼ同時に登坂を開始。その中で、スカーレットが一歩一歩力強く登坂し先頭でクリア。間を置いてダイヤカツヒメ、サクラヒメが続く。懸命に逃げるスカーレットだが、残り20mで外から強襲したサクラヒメが末脚鋭く一気にかわして先頭に。今井千尋騎手は手綱をもったまま、後続との差を離して勝利。昨年に続く連覇を達成。騎乗した今井千尋騎手は嬉しい重賞初制覇となり、ばんえい競馬史上初の女性騎手による重賞制覇を果たした。
2着にはゴール手前でスカーレットをかわしたダイヤカツヒメが入り、スカーレットは3着に入った。サクラヒメを管理する今井茂雅調教師は、この馬で制した昨年に続くヒロインズカップ連覇となった。
1着 サクラヒメ
今井千尋騎手
「いまだに信じられない気持ちの方が大きいです。レース前は一番ハンデを背負っているので、馬なりに進んで行くことを考えていました。レースが始まり、馬が自分でゴールを目指して曳いてくれているのが伝わってきて、やっぱり強い馬だと改めて思いながら騎乗していました。気持ちの強さがすごい馬ですが、今まで力を発揮させてあげることができず、最後の最後まで重賞制覇が延びてしまったので、サクラヒメに申し訳ない気持ちでした。自分の焦った気持ちで大変なレースをさせてしまったことがありましたが、サクラヒメの方がレースを教えてくれました。今日は勝てて本当に良かったです。これからも応援よろしくお願いします」
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今井師「オーナーが娘にチャンスを与えてくれた」

今井茂雅調教師
「本当にすごい馬だと改めて思いました。体調があまり良くない時期があり、年齢的にも使うか迷ったのですが、厩舎スタッフや獣医さん、関係者の皆さんのおかげで出すことができました。とてもありがたい話で、オーナーが娘に騎乗のチャンスを与えてくれました。レースについては落ち着いて騎乗してくれたらと思っていました。手強い相手が多かったですが、馬自体の調子は悪くなかったので、何とか最後まで引っ張ってゴールしてくれました。騎手の騎乗についてはまだまだこれからですが、この経験は一生残りますし、なかなか乗りたくても乗れない馬だったので良かったと思います。今後のレースについては馬の体調を見ながら判断して、最後は無事に繁殖へ送り出してあげたいと思います。沢山のファンの方々から応援や贈り物をいただき、この馬のおかげで今井厩舎もかなり盛り上がっています。これからもばんえい競馬をよろしくお願いします」
サクラヒメ 82戦39勝
(牝8・ばんえい・今井茂雅)
父:キタノイチオク
母:桜子
母父:ヤエノテンリュウ
馬主:城川悟子
生産者:野澤保子
【全着順】
1着 サクラヒメ
2着 ダイヤカツヒメ
3着 スカーレット
4着 スマイルカナ
5着 スーパーチヨコ
6着 シンエイアロイ
7着 スーパークイーン
8着 ニシキマリン
9着 スーパードリーム
10着 カフカ