◆第40回根岸S・G3(2月1日、東京競馬場・ダート1400メートル、良) 2月最初の2重賞はともに大荒れ決着―。第40…

◆第40回根岸S・G3(2月1日、東京競馬場・ダート1400メートル、良)

 2月最初の2重賞はともに大荒れ決着―。第40回根岸S・G3は1日、東京競馬場で争われ、6番人気のロードフォンス(横山和)が直線で抜け出して快勝。2着に13番人気が突っ込み、3連単166万円超の波乱劇。WIN5は的中ゼロでキャリオーバーとなった。

 力強い走りで突き抜けた。ロードフォンスはラスト200メートル手前で進路が空くとエンジン全開。横山和の右ムチに応えるようにグイグイと伸びてJRA初重賞のゴールに飛び込んだ。「厩舎が素晴らしい状態で持ってきてくれたので、馬を信じてすごくいい競馬ができたと思います」と胸を張った鞍上は、先週のプロキオンS(ロードクロンヌ)に続く同じ馬主での2週連続ダート重賞Vとなった。

 攻めの競馬で結果が出た。道中はここ2戦より前めで運んだが、人馬の呼吸はピッタリ。「素晴らしい爆発力を引き出すために、いかにうまく直線を迎えるかでしたが、今日は上手くエスコートできましたね」。終始、リズムよく運べたことを勝因に挙げた。

 「求めていた走りでした」と満足げな表情を浮かべた安田翔調教師は、父の安田隆行厩舎の助手時代に携わったロードカナロアの産駒では、キングオブコージ(20年目黒記念、22年アメリカJCC)以来のJRA重賞制覇。産駒が当レース3連覇となった父と同じ馬主のロードホースクラブの預託馬では初の中央タイトルだった。「重賞を勝つのはどの産駒でもうれしいですが、助手時代からお世話になったロードホースクラブさんの馬でJRA重賞を勝てたのは、個人的にありがたい勝利です」と感謝を口にした。

 フェブラリーS(22日、東京)の優先出走権を獲得。ドバイ・ゴールデンシャヒーン・G1(3月28日、メイダン競馬場・ダート1200メートル)にも登録済みだが、「馬の様子をみてオーナーサイドと相談になると思います」と安田翔師。いずれにせよ、最高のスタートを切った26年はG1を狙う戦いとなる。(西山 智昭)

 ◆ロードフォンス 父ロードカナロア、母オーシュペール(父ダイワメジャー)。栗東・安田翔伍厩舎所属の牡6歳。北海道新ひだか町のケイアイファームの生産。通算19戦7勝(うち地方2戦1勝)。総獲得賞金は1億9207万2000円(うち地方3800万円)。主な勝ち鞍はかきつばた記念・Jpn3(25年)。馬主は(株)ロードホースクラブ。