「阪神春季キャンプ」(1日、宜野座) ブルペンに響く重低音が1年の成長を物語っていた。初めて宜野座組でキャンプを迎えた…
「阪神春季キャンプ」(1日、宜野座)
ブルペンに響く重低音が1年の成長を物語っていた。初めて宜野座組でキャンプを迎えた阪神・今朝丸裕喜投手(19)が、藤川監督から高評価を受けた。指揮官が見つめる中、直球と変化球を32球。「自分はあんまり緊張しないので、いつも通り投げられたかなと思います」と落ち着いた口調で振り返った。
昨年2月に74キロだった体重は現在81キロ。食事とウエートトレーニングで肉体強化に励んだ。その成果が実った姿に藤川監督は「非常に体幹を強くね。足回りとか大きくなってましたから。非常に、いい成長を見せているなというのは感じます」と目尻を下げた。
右腕自身も「投げていて速くなったかは分からないけど、重くなったんじゃないかな」と良化を実感。「自分の持ち味であるストレートを、どんどん磨いていくキャンプにしていこうかなと思っています」と代名詞をさらに伸ばす考えだ。
昨季はウエスタン12試合で46回2/3を投げ、5勝0敗、防御率4・24をマーク。段階を踏みながら、ケガなく1年目を終えた。主力選手が多く集う空間での今キャンプ。そこで積み上げる鍛錬は今季への糧になる。「1軍選手の方々と一緒にプレーができるというところで、いろんな人とコミュニケーションを取って自分のモノにできたら」と今朝丸。充実の日々を重ねて、沖縄で大きな成長曲線を描く。