「DeNA春季キャンプ」(1日、宜野湾) DeNA・藤浪晋太郎投手(31)が1日、沖縄・宜野湾キャンプ初日からブルペン入…

「DeNA春季キャンプ」(1日、宜野湾)

 DeNA・藤浪晋太郎投手(31)が1日、沖縄・宜野湾キャンプ初日からブルペン入りし、79球を投じて存在感を放った。阪神時代の2022年以来4年ぶりの日本でのキャンプイン。球数を重ねることで投球を確立する自身の原点に回帰し、最速150キロもマークした。

 活気づくブルペンで、藤浪が最後まで残って腕を振った。「野球下手なんで、自分。いきなり来てストライクをバンバン投げられますっていうタイプならいいんですけど、投げて作っていくタイプ。数投げて自分のものにしていきたい」

 カットボール、スプリット、スイーパーなど変化球も交えつつ、最大の魅力である直球はすでに出色の球威だ。ラスト2球はいずれも迫力満点の剛球をストライクゾーンへズドン。受けた高城ブルペン捕手も思わず「エグい!」とうなった。

 米国時代は球数制限もあり「もうちょっと練習したいのになっていうところはあったんですけど」と回顧。自らのスタイルで納得いくまで投げ、「体の状態もいいですし、感覚もよく入ってきた」と充実の表情を浮かべた。

 この日、まっさらな投手板に立つと「何か緊張するなぁ」と思わずポツリ。フェンス越しには鈴なりのファンが熱視線を送り「そんな雰囲気で久しく投げていなかったので」と日本で迎える球春に感慨も覚えた。そんな右腕に、相川監督は「年間を通して投げてもらえればいいし、先発という部分で確定というところが少ないので、そこは彼に一番頑張ってほしい」と期待を託した。