「楽天春季キャンプ」(1日、金武) 楽天の前田健太投手(37)がキャンプ初日に意欲のブルペン入り。午前11時11分、一…

 「楽天春季キャンプ」(1日、金武)

 楽天の前田健太投手(37)がキャンプ初日に意欲のブルペン入り。午前11時11分、一番乗りでマウンドに立つと背番号と同じ18球を投げ込み、順調な調整ぶりをアピールした。投球後はチームメートの投球を見つめ、練習後には即席サイン会も実施した。11年ぶりに復帰した日本球界、ユニホームを着ての初めての練習で、精力的に動き、格別の存在感を放った。

 “1並び”の始動だ。11年ぶりの日本でのキャンプ初日は午前11時11分。一番乗りのブルペン入り。前田健は直球を主体に背番号と同じ18球、力強く投げ込んだ。「気持ち良く投げることができましたし、思っていたよりも力が入ってしまったんですけど、いいプレゼンだったかなと思います」と手応えを口にした。

 時間については「適当に入りました」。一番乗りにも「最初に準備ができたので結果的に一番最初になりました」と偶然の重なりだった。球数は「初日ってことで縁起よく、(背番号が)18番ということで、18球にしてみました」と明かした。

 若手時代に「1回入った記憶がある」というだけの初日ブルペン入り。異例の行動に出た理由を「オリンピックもあって、WBCもあって、記者の方が減っていくと思うので、早めに入っといた方がいいかなと思って」とジョークで笑いを誘う。そして「いいスタートを切れるように、新しいチームで自分をアピールするために、初日に入らないといけないかなと思って」と本音も語った。

 投球後もブルペンに残り、チームメートの投球に視線を送った。「これから投手陣と野球の話になると思う。その時にその投手のことを知っていないと話もできない」と意図を明かす。三木監督は「積極的にコミュケーションをとる姿も見えたし、他のピッチャーの姿も見ていたり、いい部分が見えてうれしかった」と称賛した。

 練習後には約10分間、約100人へ即席サイン会も実施。11年ぶりのキャンプ初日、精力的に動いた。「いいスタートを切ることができたので、この状態をさらに上げながら、いいピッチングをたくさん見せられるように挑戦していきたい」。絶えない笑顔が充実度を物語っていた。