<オランダリーグ:エクセルシオール2-2アヤックス>◇1日◇第21節◇ファン・ドンヘ&デロー・スタディオン日本代表復帰を…

<オランダリーグ:エクセルシオール2-2アヤックス>◇1日◇第21節◇ファン・ドンヘ&デロー・スタディオン

日本代表復帰を目指すアヤックスのDF冨安健洋(27)はアウェーのエクセルシオール戦で2-2の後半35分から途中出場した。待望の新天地デビューを果たし、公式戦では484日ぶりの出場となった。同じ日本代表のDF板倉滉(29)は背中に痛みがあるようでベンチ外だった。試合は2-2で引き分けた。

背番号32の冨安は後半開始直後からピッチサイドに出てウオームアップ。アヤックスは2-0リードで前半を折り返したが、後半から押し込まれる展開となり、後半29分に失点。その直後に冨安はユニホームに着替え、監督からの指示を受けて出場の準備を始めた。

後半34分に失点して2点差を追いつかれると、その1分後に冨安はピッチに立ち、左サイドバックの位置に入った。敵陣でプレーする時間もあり、右足、左足と変わらず器用にパスを配球。空中戦で競り勝つシーンもあった。後半追加タイムには勝ち越し点を狙って攻め上がり、積極的に仕掛けた。

ここまで度重なるけがに苦しんだ。アーセナル(イングランド)時代の2024年10月5日のサウサンプトン戦で途中出場したが、昨年2月に右膝を再手術。同7月にアーセナルを退団し、無所属でリハビリを続けていた。「(今年)1月から復帰できればいい。自分の中でプレーできる感覚が戻ってきたタイミングで、チームを決めさせてもらった」とオランダの名門アヤックスに6月末までの短期契約で加入した。

6月に開幕するFIFAワールドカップ(W杯)北中米大会に出場するためにはスコットランド、イングランドと対戦する3月の国際親善試合での日本代表メンバー復帰が求められる。「もちろん、そこを目指している。ウェンブリー(競技場)で(イングランドと)対戦できたら面白い。自分の元気な姿をアーセナルのファンに見せられたら、最高のシナリオ」と話していた。

「森保監督が優勝を掲げている。僕もW杯の舞台に立って優勝に貢献したい」。日本代表はDF町田浩樹の長期離脱に加え、GK鈴木彩艶らがけがで離脱中。MF南野拓実は前十字靱帯(じんたい)断裂の重傷で、MF久保建英も左太もも裏を痛めて戦列を離れた。日本代表の主力にけが人が相次いでいる中、守備に安定感をもたらす冨安の復帰は日本代表にとっても大きい。