◆卓球 全農杯 全日本選手権 ダブルスの部 最終日(1日・豊田市総合体育館) 男子ダブルスは篠塚大登、谷垣佑真(愛知工大…
◆卓球 全農杯 全日本選手権 ダブルスの部 最終日(1日・豊田市総合体育館)
男子ダブルスは篠塚大登、谷垣佑真(愛知工大)組が初優勝を飾った。決勝でカット主戦型とペンホルダーの変則ペア・英田理志、松下大星(日の出医療福祉グループ)組を3―0で下した。篠塚は昨年の世界選手権で同種目を日本勢64年ぶりに制覇。谷垣は「世界選手権で金メダルを取った篠塚と組むということで、何としても優勝しないといけないというプレッシャーがあった。ホッとしています」と胸をなで下ろした。
ともに愛工大名電中、愛工大名電高、愛知工大と同じ環境で歩んできた。谷垣が全中、全国高校総体で優勝するなど同世代で頭一つ抜けた存在で、篠塚は「中学の時からライバルで、結果で勝てなくて悔しい思いも強かった。そうやって切磋琢磨(せっさたくま)できたからこそ強くなれた。自分も頑張ろうと思わせてくれる存在」と明かした。
その言葉を隣で聞いていた谷垣は「めちゃくちゃうれしいことを言われたので…」と涙。24年パリ五輪に出場するなど飛躍を果たしたパートナーに「大学に入ってから(成績で)逆転してしまって。それは彼の努力や卓球に対する取り組みが実力に出ているから。選手としてすごいなと思っていた」と敬意を表した。
昨年も全日本でペアを組む構想はあったが、篠塚が出場するWTTシンガポールスマッシュの日程が重なり、断念した悔しさもぶつけた。大学最後の年に集大成のタイトルを獲得。この日の夜は卓球部の4年生の送別会が予定されており、篠塚は「最後負けていたら全然楽しくなかった。優勝できて、思う存分楽しめると思う」。谷垣も「負けていたら一生悔いが残った。今日はみんなでおいしいお酒を飲みたい」と、勝利の味をかみしめた。