アルカラスが全豪初制覇!史上最年少での生涯グランドスラム達成、ジョコビッチを破…
アルカラスが全豪初制覇!史上最年少での生涯グランドスラム達成、ジョコビッチを破る
2月1日、「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)男子シングルス決勝が行われた。第1シードのカルロス・アルカラス(スペイン/世界ランク1位)と第4シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア/同4位)が対戦。アルカラスが2-6,6-2,6-3,7-5で下し、グランドスラム通算7度目のタイトルを獲得。史上最年少22歳272日での生涯グランドスラムを達成した。
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準決勝で世界3位のアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)との5時間27分に及ぶ死闘を制した22歳のアルカラス。今大会で優勝すれば、1938年にドン・バッジが樹立し、87年間保持されていた最年少記録(22歳363日)を更新する。
対するは38歳のジョコビッチ。準決勝で世界2位のヤニック・シナー(イタリア)をフルセットで破り、キャリア38度目のグランドスラム決勝に進出した。勝利すればマーガレット・コートを抜き、男女通じて歴代最多のグランドスラム優勝回数で単独首位に立つ。また、38歳255日での制覇は史上最年長記録だ。
直接対決はジョコビッチの5勝4敗と拮抗。昨年は2度対戦し、全豪準々決勝ではジョコビッチが4-6, 6-4, 6-3, 6-4で、全米準決勝ではアルカラスが6-4, 7-6(4), 6-2でそれぞれ勝利している。
38歳の「生ける伝説」と22歳の「若き王者」。大記録をかけた一戦でまず主導権を握ったのはジョコビッチだった。速いテンポで鋭いショットを繰り出し、第4ゲームでブレークに成功。第8ゲームもアルカラスのサービスゲームを破り、圧倒的な内容で第1セットを先取する。
しかし、リスクを伴う速い攻めを展開するジョコビッチにミスが出始める。第2セット、ミスが重なった第3ゲームでアルカラスがブレーク。勢いに乗るアルカラスは躍動感溢れるプレーを披露し、第7ゲームでもリードを広げ、6-2でセットを取り返した。
第3セットもアルカラスの勢いは止まらない。動きの落ちたジョコビッチに対し、ウィナー級のショットを執拗に拾い続けてポイントに繋げる。隙を見せなかったアルカラスが6-3でこのセットも奪取した。
勝利まであと1セットとしたアルカラスは、第4セットも集中力を切らさなかった。広いコートカバーリングと切れ味鋭いカウンター、絶妙なドロップショットを武器に盤石なサービスゲームを披露。第2ゲームでは6度のチャンスをジョコビッチの意地に跳ね返されたが、6-5の第12ゲームで値千金のブレークに成功。ジョコビッチの猛追を振り切って7-5で決着をつけた。
グランドスラムすべてを制する「生涯グランドスラム」を史上最年少で達成し、アルカラスは現役最強の王者であることを改めて世界に証明した。一方、惜敗したジョコビッチだったが、38歳にしてもなお進化を続ける姿は、改めてその偉大さを世界に知らしめるものとなった。