オリックス九里亜蓮投手(34)がキャンプ初日ブルペンで異例の350球を投げ込んだ。広島から移籍2年目で開幕投手にも名乗り…

オリックス九里亜蓮投手(34)がキャンプ初日ブルペンで異例の350球を投げ込んだ。

広島から移籍2年目で開幕投手にも名乗り。岸田護監督(44)も見守る中で、大役へ猛アピールした。

午前11時20分から投げ始めると終わったのは午後0時50分。うなり声を上げながら1時間30分でオール直球の350球を投げきった。ブルペン入りは3班に分かれて投げ込むが、九里が入ったのは第1組。終了時には第3班が投げ込む中で終えた。投球直後には指揮官自ら、右腕の指をチェック。マメもない指に満足げに目を細めた。

報道陣に囲まれると第一声は「しゃべる気力もない」と苦笑い。広島時代の21年春季キャンプでの347球を更新した。「前回は超えたいと思って、もっと進化してやらないといけないと僕も思っていますし。そこの球数を超えられたので、僕の中ではちょっと安心しています」。最多勝のタイトルを手にした5年前の自身超え満足げな表情をのぞかせた。

広島時代の24年以来2度目の開幕投手も狙う。「1度経験させていただいていますけど、やっぱり特別な雰囲気があります。そこは目指してやっていきたい。若い選手も多い。僕はジジイですけど、まだ負けないぞっていう気持ちでやっていきたい」。今年35歳を迎えるベテランが、キャンプ初日の12球団最多球数で存在感を放った。【伊東大介】