<高校新人サッカー県大会:静岡学園3-0藤枝東>◇1日◇決勝◇藤枝総合運動公園サッカー場静岡学園が3-0で藤枝東を下し、…
<高校新人サッカー県大会:静岡学園3-0藤枝東>◇1日◇決勝◇藤枝総合運動公園サッカー場
静岡学園が3-0で藤枝東を下し、3年連続の優勝を飾った。
0-0で迎えた前半14分、FW坂本健悟(2年)が幸先良く先制点を奪取。後半にもMF松永悠輝(2年)、MF安永龍生(2年)が続き快勝した。今大会、チームは6試合で31得点無失点と圧倒的な力を示して完全Vを達成。今季掲げる目標の“5冠”に向けて、好スタートを切った。
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静岡学園が、26年最初の県タイトルをつかんだ。昨秋の県選手権準決勝で1-1からのPK戦の末に敗れた藤枝東に雪辱を果たし、V3を達成。全6試合で31得点、無失点と他を寄せ付けず頂点まで駆け上がった。指揮を執った斉藤興龍コーチ(47)は「多くの課題も出た大会。これをベースに追求して積み上げていけば、良くなる」と期待を込める。選手たちも、笑顔で優勝カップを掲げた。
背番号「9」が勢いを与えた。前半14分、FW坂本が左クロスに反応。184センチの高さを生かしたヘディングでネットを揺らした。序盤で貴重な先制点をもたらし「良いボール上げてくれて、自分は合わせるだけだった」。これで4戦連発9得点とストライカーが存在感を示すと、チームは後半にも2点を加えた。
磐田東に1-0で辛くも勝利した前日1月31日の準決勝後に、選手だけでミーティングを行った。ゲーム主将を務めたMF足立羽琉(2年)は「試合の入り方など、意識すれば変えられる課題を確認した」。これが奏功し、3発快勝。「今日は良い試合の入り方ができて、その流れで先制点を取れたことが大きかった」とうなずいた。
昨年は総体、選手権で全国を逃し、高円宮杯プレミアリーグからも降格した。リベンジを誓う1年は、新人戦、総体、選手権での県3冠に加えてプリンスリーグ東海制覇、そしてプレミアリーグ復帰と5つの目標を定めた。
今後は川口修監督(52)にバトンがつながれ、メンバー争いも激化していく。坂本は「厳しい競争がチーム内にある。その中で、自分が勝たせる存在になっていきたい」。足立も「5冠という目標を立てている。全員で切磋琢磨(せっさたくま)して、競争しながらより高めていきたい」と表情を引き締めた。「新人戦王者」は通過点に過ぎない。【前田和哉】