プエルトリコ野球連盟は1月31日(日本時間2月1日)、優勝候補に目されるWBC代表チームの主力選手が次々と保険契約で弾か…

プエルトリコ野球連盟は1月31日(日本時間2月1日)、優勝候補に目されるWBC代表チームの主力選手が次々と保険契約で弾かれ出場できなくなったことで、チーム自体が出場を取りやめる検討をしていると発表した。複数の米メディアによると、保険で弾かれたプエルトリコ選手はリンドア(メッツ)ら8人。さらにドジャースのディアスが出場できない可能性も浮上しているという。

USAトゥデー電子版によると、MLBはメジャー40人枠に入っている選手がWBCに出場する場合、保険契約することを義務づけている。大会中のけがによりシーズン中に欠場を余儀なくされた場合に、欠場分の選手の給料を保険会社が負担するため。いわば、球団を守るためのルールだ。選手が保険で弾かれるケースはほとんどの場合がけが歴によるものと言われていたが、ベネズエラ代表で出場希望の36歳ロハス(ドジャース)は年齢が高すぎるために弾かれるなど、各国が頭を悩ませている。

保険問題は日本も例外ではない。ドジャース大谷が投手としてはWBCに出場しない可能性が出ていることについて、保険問題が影響している可能性を米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」が報道。大谷は23年に2度目の右肘手術を受けており、投手では昨年6月に復帰したばかり。保険契約査定に詳しい人物の話として「投げることに関しては保険契約できない可能性が高い」と伝えた。

◆保険契約とは メジャー40人枠に入っている選手がWBCに出場する場合、基本的に保険に入ることが義務づけられている。保険料はWBCの主催者(WBCIとMLB)が支払い、選手が大会出場中にケガをしてシーズンを欠場しなければならなくなった場合、保険会社が欠場分の年俸を払う。23年のWBCではアストロズのアルテューベが手を骨折、ドジャースの守護神ディアス(当時メッツ)は右膝蓋腱(しつがいけん)を断裂する大ケガを負い、欠場分の年俸は保険会社から支払われたが、このアクシデント以降、保険会社の審査が厳しくなり、今大会で高年俸の大物選手が保険契約できず出場を断念するケースが続出している。

2月1日付の米専門メディア「ジ・アスレチック」によると、ケガ歴が多い場合や直近のシーズンで60日間の負傷者リストに入ったり手術をした場合などが保険契約が弾かれる典型例だが、選手ごとに基準が変わるという。また37歳を超えていると保険契約ができないという条件が今大会から加わっている。