若鷹よ、どんどんアピールしろ! ソフトバンク王貞治球団会長(85)がキャンプインの1日、福岡・筑後市のファーム施設を訪れ…

若鷹よ、どんどんアピールしろ! ソフトバンク王貞治球団会長(85)がキャンプインの1日、福岡・筑後市のファーム施設を訪れ育成選手中心のC組にゲキを飛ばした。

午前9時前に球場入りした王会長は、練習前の円陣で若鷹たちに熱く語りかけた。「準備はしっかりしてきただろうから、これからは自分をどんどんアピールして欲しい」と訓示。例年ならば、南国宮崎で球界の正月とも言える「2・1」を迎える王会長だが、昨年末に体調を崩したこともあって「鷹の巣」でもあるファーム施設に足を運んだ。

室内のフリー打撃では4年目育成捕手の盛島稜大(21)にアドバイスも送った。「もっと自分の視線の前でボールを捉えなさい」と体が開き気味になる打撃フォームを指摘。「王会長に言われたことを、意識して打ったら打球が変わりました」と盛島は快音を響かせた。

プロの世界は遠慮や尻込みは必要ない。王会長は可能性を大きく秘める若鷹に積極的に自分を売り込む必要性も説いた。「(本拠地の)ドームの試合に出るために入ってきているわけだから。選手自身が自分でアピールしようという思いを持って動いた方が余計に目につくからね」。王会長にとっても待ちわびた「球春」だけに、言葉は熱かった。