第74回別府大分毎日マラソン大会は1日、2028年ロサンゼルス五輪代表選考会を兼ねて、大分市高崎山・うみたまご前―ジェ…

 第74回別府大分毎日マラソン大会は1日、2028年ロサンゼルス五輪代表選考会を兼ねて、大分市高崎山・うみたまご前―ジェイリーススタジアムのコースであり、昨年の東京世界選手権代表の吉田祐也(GMOインターネットグループ)が2時間6分59秒で日本選手最高の2位に入った。今年の箱根駅伝の山登り5区で区間新を出した黒田朝日(青学大)が4秒差の3位。優勝は海外招待選手のゲタチョウ・マスレシャ(エチオピア)で2時間6分49秒だった。

 吉田、黒田を含む日本人上位6人が28年ロサンゼルス五輪日本代表を選考する27年秋のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)の出場権を獲得した。

 (スタート時の天気は晴れ、気温10・0度、湿度44%、北北西の風2・7メートル、記録は速報値)

■デッドヒート最後まで

 優勝はマスレシャ(エチオピア)に譲ったものの、2位の吉田祐也と3位の黒田朝日が最後まで繰り広げた、青学大の先輩後輩のデッドヒートは見応え十分だった。

 33キロでマスレシャが飛び出すと、追う日本選手の集団は5人に絞られた。36キロ付近の給水で黒田が前に出るが、吉田がじわりと追いつく。今度は逆に41キロ付近の給水で吉田がスパート。競り合いは競技場の手前まで続いた。

 黒田を振り切った吉田は「序盤から冷静に走れた。ロサンゼルス五輪に向けて(再スタートが)切れたのがうれしい。黒田は頼もしい。一緒に練習してぼくも成長できているので感謝している」とレースを振り返った。黒田は「箱根が終わってから調子が上がらなかったが、レースが始まったら全集中で全力を尽くした」と語った。(酒瀬川亮介)