「別府大分毎日マラソン」(1日、高崎山うみたまご前~ジェイリーススタジアム) 9月開幕の名古屋アジア大会、28年ロサン…
「別府大分毎日マラソン」(1日、高崎山うみたまご前~ジェイリーススタジアム)
9月開幕の名古屋アジア大会、28年ロサンゼルス五輪代表選考会を兼ねてスタートした。箱根駅伝3連覇の青学大エースで、山上り5区の異次元区間新記録から“シン・山の神”の異名がついた黒田朝日(21)=青学大=の出場が注目を集める中、ペースメーカーを務めたベテランのある行動が脚光を浴びた。
日本人で唯一ペースメーカーを務めたのは世界選手権代表経験もある40歳のベテラン上野裕一郎(ひらまつ病院)。難しい向かい風が続く中で予定の1キロ3分ペースを刻んでいくと、10キロ手前の折り返しの前に手を上げて、折り返しを後続に知らせる気づかいも。SNSなどでは「折り返しポイントでも集団に気を遣う視野の広さと経験値」、「折り返しの前で大きく手を挙げて合図してた。陸上選手としての資質は本当に素晴らしいんだろうな」、「上野のペースメーカーは天下一品」と反響の声が上がっていた。
その後も外国人ペースメーカーとコミュニケーションを取りながら走り、給水前には選手が取りやすいように外国人ペースメーカーにサイドを走るようにするなど気づかいあふれる姿に、TBS系の中継で解説を務める瀬古利彦氏も「職人ですよね。安心して任せられる」と下を巻いた。