第98回選抜高等学校野球大会(3月19日開幕)の出場32校が決まった。今年は菰田 陽生投手(山梨学院=2年)、織田 翔希…

第98回選抜高等学校野球大会(3月19日開幕)の出場32校が決まった。今年は菰田 陽生投手(山梨学院=2年)、織田 翔希投手(横浜=2年)、末吉 良丞投手(沖縄尚学=2年)の「高校生BIG3」が集結する注目度の高い大会となった。

 しかし、逸材は彼らだけではない。1、2年生含めて話題性のある選手たちを紹介したい。

BIG3以外にもスターが勢揃い

 2023年夏から4季連続出場となった花巻東は甲子園経験者揃い。1年夏から4度目の甲子園出場となった古城 大翔内野手(2年)は世代屈指のスラッガーとして注目を浴びており、父は今季からハヤテベンチャーズのコーチとなった古城茂幸氏。まだ甲子園での本塁打はなく、初アーチを描くことができるか注目だ。

 九州国際大付もタレントが並ぶ。スラッガー・牟禮 翔外野手(2年)は九州大会、明治神宮大会で打率.393と高打率を残し、甲子園でも本塁打が期待される。

 昨秋1年生ながら、チームを明治神宮大会優勝に導いた大型左腕・岩見 輝晟投手(1年)は九州・神宮を合わせて35.1回を投げ、40奪三振と投球回以上の三振を記録した。187センチの長身から繰り出す130キロ後半の速球、鋭く落ちるスライダーで勝負する。

「九国のドカベン」こと上岡 煌内野手(2年)の評価も高い。175センチ105キロと大きな体を生かしたパワーとテクニックを兼ね備えた打撃が最大の魅力。神宮大会決勝戦ではスタンド中段に打ち込む特大本塁打を放ち、12打数5安打の活躍をみせた。器用にレフト方向へ弾き返す上手さも備えている。さらに犠打も上手く、つなぎ役にも徹する。いつも笑顔でプレーする姿は愛嬌があり、神宮球場に訪れたファン、報道陣を虜にしていた。

 勢いある野球で神宮を制した九州国際大付は、センバツでも躍動なるか。

 大阪桐蔭は153キロ右腕・吉岡 貫介投手(2年)がドラフト候補として高く評価されているが、川本 晴大投手(1年)は、スケールの大きさを評価されている。192センチ95キロと恵まれた体格から振り下ろす140キロ台の速球で圧倒する。近畿大会では12回を投げて、11奪三振だった。高校3年になるまでには150キロ台に達してもおかしくない。センバツの投球次第では知名度を大きく高める可能性を秘めている。

 16年ぶり出場となった帝京は目代 龍之介外野手(1年)が将来のドラフト目玉候補となりそう。中学時代から大型スラッガーとして騒がれ、1年夏から公式戦に出場。昨秋の都大会では18打数6安打、2本塁打8打点を記録した。6安打中、4安打が長打というスラッガーとして優れた打撃内容となっている。188センチ90キロという体格は練習を見ても一際目立つ存在だった。ロングティーでは豪快な打球を飛ばしていた。

 スケール溢れる選手たちが集結した今年のセンバツ。3月19日からスターたちの躍動が期待される。