開催地オーランドに拠点を構え、会場のレイクノナG&CCをホームコースにして久しい畑岡奈紗も「こんなことは初めてです」と…

湖に面した17番ホール。強風により「プレー続行不可能」として順延が決まった

開催地オーランドに拠点を構え、会場のレイクノナG&CCをホームコースにして久しい畑岡奈紗も「こんなことは初めてです」と驚くしかない。トーナメントウィークに入ってからフロリダとは思えないほど冷え込む日もあった開幕戦は、3日目にして強風で8人がプレーを終えられなかった。

「プレー続行不可能」と判断され、サスペンデッドの要因となったのが17番(パー3)。砲台状のグリーンは湖に面しており、遮る木もまばらで、猛烈な風がほぼダイレクトに吹きつける。早い段階からプレーの進行に遅れが生じ、上位陣が終盤を迎えた夕方には“大渋滞”が発生した。

グリーン上に落ち葉が散乱

前年覇者のキム・アリム(韓国)はグリーン上でプレースしたボールが揺れる状況にたまらず競技委員を呼び、さらにかなり短いボギーパットを打つ前に何度も仕切り直した。2組うしろだった畑岡も16番のプレーを終えてティイングエリアに到着しており、看板の陰に身をかがめて風をよけながら待機した。20分ほど待ったが、結局前の組のファン・ユミン(韓国)がホールアウトする前に順延が決まった。

「寒いです。お風呂につかりたい」と苦笑したが、リラックスできる“自宅通勤”はせめてもの救い。夕方の時点で体感温度は5℃を下回っており、午前10時(日本時間2月2日午前0時)再開を予定している最終日の朝は氷点下の気温となる見込みだ。

雨は降っていません

ハワイ合宿から直接フロリダ入りした竹田麗央は「服、足りないです…」と切実に話す。昨年も出場しているとはいえ、ここまでの寒さはさすがに想定外。「きょうはずっと手が冷たかった。カイロが欲しいと思いながらやっていました」。いきなり“大荒れ”となった2026年シーズン。過酷な大会をまずはケガなく無事に終えたい。(フロリダ州オーランド/亀山泰宏)