プロ野球ファーム・リーグに参戦して3年目のオイシックスが1日、東地区優勝を目指し、静岡・修善寺でキャンプインした。今季か…
プロ野球ファーム・リーグに参戦して3年目のオイシックスが1日、東地区優勝を目指し、静岡・修善寺でキャンプインした。今季からチームの羅針盤として就任した桑田真澄CBO(57=チーフ・ベースボール・オフィサー)は、志太スタジアムに集まった選手たちを前にリラックスした表情を見せた。訓示は前夜に済ませており、円陣では高義博主将(21)が「今年は練習時間も短くしている。自己満足ではなく自己実現を目指して取り組みましょう」と声をかけた。
桑田氏はCBO就任会見で、従来の根性論とは一線を画す指導方法を掲げていた。「練習、練習、練習はうまくならないんですよね」。「サイエンス、バランス、リスペクト」の3本柱でチーム作りに取り組む。キャンプの時間短縮もその一環。ただ長くグラウンドにいるのではなく、1球の質、1時間の集中力にこだわる「科学的な野球」を実践する。
ファーム・リーグは今季から3地区制に再編され、オイシックスは楽天、日本ハム、ロッテ、ヤクルトとともに「東地区」に所属する。この激戦区を勝ち抜くため、球団は今オフ積極的な補強を敢行した。元広島の松山を兼任コーチに迎え、元オリックスの井口和朋、元日本ハムの石川直也ら経験豊富な元NPB投手が加入。さらに元巨人のアダム・ウォーカー、元阪神の渡辺諒らの勝負強い打撃で打線の厚みを増す。桑田イズムとの融合で、チームを力強く押し上げる。