◇米国男子◇ファーマーズインシュランスオープン 3日目(31日)◇トリーパインズGC サウスコース(カリフォルニア州)…
◇米国男子◇ファーマーズインシュランスオープン 3日目(31日)◇トリーパインズGC サウスコース(カリフォルニア州)◇7765yd(パー72)
1番で2.5mのパーパット、2番で4mのバーディトライがカップに収まった。「良いパットが入ってくれて助かりました」。難関サウスコースで出だし好調。松山英樹がムービングデーの「69」で再びリーダーボードの上位に戻ってきた。
ノースコースを回った初日に3位発進を決め、サウスでの2日目の「73」で18位に後退。再びサウスで、穏やかなコンディションが続いたこの日は前半アウトで加速した。前日にスコアを伸ばせなかった6番、9番のパー5でしっかりバーディ。8番(パー3)では硬くなったグリーンに対してティショットをピン奥3mで止め、チャンスを逃さなかった。
3日間の平均スコア「35.513」のアウト9ホールに対し、インは「36.715」と難度が上がる。グリーンを作るポアナ芝は時間の経過とともに生育し、ボールの転がりの邪魔をする。「ポアナ(の厄介さ)はいつものことなんですけど、パットは自分のライン読みなんかが問題。そもそも、ショットがチャンスに付いていなかったので、難しかった」と松山も苦戦した。
パーを並べて迎えた15番、残り191ydの2打目はフェアウェイ左サイドから。アイアンショットは右奥ではためくピンフラッグの奥にこぼれた。「ギリギリの距離だった。思ったよりもキャリーが出て、右にも出てしまった」とラフからのアプローチを2.5mオーバーさせてボギー。難度4番目(対パーで3日間平均+0.195)のホールでも「あそこはパーを獲らなきゃいけないかったですね」と唇をかんだ。
7765ydの総距離はもちろん、両サイドの深いラフを警戒すべき18ホールでこの日、フェアウェイキープ率は64.29%(9/14)と必ずしも悪くない。「本当に良いところは良いショットが打てている。ただ、悪い時のミスが大きくて、まだ良い時と悪い時のスイングの違いを把握しきれていない」のが問題。5回のミスのうち2回は、1Wショットが大きく右に流れた終盤17番と18番(パー5)だった「『ちょっと嫌だな…』と思う時にミスする度合いが大きい。それがもう少しずつ減ってくれればなという感じです」と修正を急ぐ。
課題を抱えながら通算10アンダーの9位に再浮上した。11打差がついた単独首位のジャスティン・ローズ(イングランド)を逆転するのは「なかなかムリだと思う」と嘆息する。「今の彼の調子では崩れないと思う」。予選ラウンド2日間を同じ組でプレーしたからこそ、そう思う。「それでも良いゴルフで試合を終わって、来週に繋げられるようにしたい」。今大会は西海岸シリーズ(ウエストコーストスイング)の初戦。4連戦のうち2大会(WMフェニックスオープン、ザ・ジェネシス招待)は優勝経験がある。コンディションをさらに上げて臨みたい。(カリフォルニア州ラ・ホヤ/桂川洋一)