優勝馬にはフェブラリーSへの優先出走権が与えられるレースで、過去10年間でこのレースをステップにフェブラリーSへと挑…

 優勝馬にはフェブラリーSへの優先出走権が与えられるレースで、過去10年間でこのレースをステップにフェブラリーSへと挑んだ馬は[5-2-3-38]。本番との関連性が高い事でも知られている。舞台となる東京競馬場ダート1400mは2角を回りきったところからスタートするオールダートのワンターンコースで最後の直線は501.6m。過去10年間で上がり3ハロン最速馬は[3-2-3-3]と良績を残している。

 ◎インユアパレスは神無月S優勝馬。不良馬場で59kgと1番人気を背負っての出走だったが、折り合い重視で好位の外目を追走。最後の直線では、残り200m付近で早め先頭からそのまま正攻法で押し切った。レースラップでいえば11.9秒、11.5秒部分で外を回りながら最も脚を使っており、中身の濃い勝利だった。今回は別定戦の57kg。ダート1400mは[2-2-0-1]で、東京競馬場に限れば[1-1-0-0]。3度目の重賞挑戦で初勝利を狙う。

 〇ウェイワードアクトは途中に脚部不安などがあり、決して順風満帆とはいえない競走生活ながらもデビューから[6-3-2-0]と馬券圏内をキープし続けている。逃げても逃げなくても競馬が出来る馬でキックバックも気にしない精神力も持ち合わせている。3勝クラスを卒業後、2着を3回続け、軽度のアクシデントを挟んで現在2連勝中。550kgになろうかという大型馬。初の重賞挑戦だが不安よりも楽しみの方が大きい。

 ▲エンペラーワケアは一昨年の優勝馬。体調を優先させてその年のフェブラリーSは自重、昨年は秋の武蔵野S以来というローテーションでフェブラリーSに挑んだが0.5秒差5着。以降は地方競馬場のダートグレードを勝ち切れずにいるが、それらを含めてダート1400mは[6-3-2-0]。広いコースで巻き返しを狙う。

 △オメガギネスはグリーンチャンネルCの優勝馬。60kgを背負いながらも出走メンバー最速の末脚で後続を4馬身突き放した。これまで重賞で2着3回。ここ3戦はスタートの芝部分で行き脚がつかないようなレースを繰り返しているがオールダートで見直したい。

 あとは、3勝クラス特別をトップハンデタイで勝ち、コールドムーンSも快勝した△ダノンフィーゴと、堅実な△マテンロウコマンド。ダート初実戦の△マピュースのレースぶりにも注目したい。